バビ・ヤール
劇場公開日:2022年9月24日
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解説
「ドンバス」のセルゲイ・ロズニツァ監督が、第2次世界大戦における独ソ戦の最中にウクライナの首都キエフ(現表記キーウ)郊外で起きた「バビ・ヤール大虐殺」を描いたドキュメンタリー。
1941年6月、ナチス・ドイツ軍は独ソ不可侵条約を破棄してソ連に侵攻。占領下のウクライナ各地に傀儡政権を作りながら支配地域を拡大し、9月19日にはキエフを占領する。9月24日、キエフで多数の市民を巻き込む大規模な爆発が発生。実際はソ連秘密警察がキエフ撤退前に仕掛けた爆弾を遠隔操作で爆破したものだったが、疑いの目はユダヤ人に向けられた。翌日、当局はキエフに住むユダヤ人の殲滅を決定し、9月29日から30日のわずか2日間で、キエフ北西部のバビ・ヤール渓谷で3万3771名のユダヤ人が射殺された。
ホロコーストにおいて、1件で最も多くの犠牲者を出したとされる事件の過程とその後の歴史処理を、全編アーカイブ映像で描き出す。
2021年製作/121分/オランダ・ウクライナ合作
原題または英題:Babi Yar. Context
配給:サニーフィルム
劇場公開日:2022年9月24日
スタッフ・キャスト
- 監督
- セルゲイ・ロズニツァ
- 製作
- セルゲイ・ロズニツァ
- マリア・シュストバ
- 脚本
- セルゲイ・ロズニツァ
- 編集
- セルゲイ・ロズニツァ
- トマシュ・ボルスキ
- ダニエリュス・コカナウスキス