手紙と線路と小さな奇跡のレビュー・感想・評価
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泣きすぎた…
コメディで始まって、ちょっとだけ違和感は感じていたけれど、中盤でその理由が明かされた瞬間からもう泣けて仕方ない… 次第に明かされる事情、息子の想い、父の思い…
粗筋を見れば確かに「お涙頂戴」としか思えないのに、邦画のように叫んだりしないせいか、ずんずん胸に入ってきて、涙が止まらない…
「女神(ミューズ)」ラヒがコメディ・リリーフとしてある意味息抜きとなる良い空気を作ってくれるのだけど、ちょっと都会的な美人過ぎてあの天然素朴な感じは違和感を感じてしまった。一方、お姉ちゃんは「歳取らないなぁ」とは思うものの、素晴らしくハマっていた。
後半でやっと存在感が出ててくるお父さんだが、イ・ソンミンはさすが。もう人間国宝にしておいてください…
またまた予想の斜め上を行く展開に大号泣。
姉弟の関係がわかったあたりから、あれ?なんか予想と違う展開と思っていたらあれよあれよと言う間に家族愛が大渋滞。ここまで絡ませなくても、と思うくらい大渋滞。ほんわかな雰囲気の邦題だけど愛の根が深過ぎてびっくり。いやー、泣けた泣けた。
切なくて愛おしい珠玉の奇跡
素晴らしい作品と出逢えた
幸せの余韻がまだ冷めません。
どこまでも愛おしい
切なくて優しい奇跡の数々。
そして姉弟の間に存在していた特別な奇跡。
作品の暖かい空気感に身を委ねていたら
唐突に突きつけられる衝撃。
汚れた自分の中の微かな純粋と
久々対峙させてくれた特別な作品。
一人でも多くの人に知って欲しい珠玉の傑作。
大好き。
(原題) 기적
邦題に騙されました←
観るまで信じていたのに予想を裏切られて(良い意味です)、ファンタジー要素、泣ける要素、笑ける要素、盛り沢山でした。想像していたより、駅を作るというストーリーは少なく大半がラブコメと家族の絆のお話でしたが、とても良かったです。
懐中電灯を消した暗闇の中に蛍の光輝く世界が見えたように、社会のルー...
懐中電灯を消した暗闇の中に蛍の光輝く世界が見えたように、社会のルールの外でなければ存在し得ないこともある。
父テユンが私設駅である両元駅に汽車を停めたこと、ソウルで交通規制を無視しても試験会場に車を走らせたこと、閉門に体当たりしてジュンギョンを会場に行かせたこと。娘の転落事故の際、汽車を運転していたテユンに対し、自ら身代わりになった仲間運転士の存在。
社会の規則や利益のみ従って生きるのではなく、目の前の大切な人と共に人生を歩む時に出会うことのできる幸せに素直でありたいと思った。
ツボ
71本目。
画面見なくても、操作方法で何のゲームか分かってしまう。
86年、って自分と同じ年位の話かと後から気付く。
高校生にしては老け過ぎと思ってしまったけど、観る側のツボをしっかり押さえ、流石と思ってしまう。
いい話じゃないか。
高校生クイズは出なかったね。
線路はあるけれど駅が無い山間の村に私設駅を作る為に努力した少年の話。
最寄り駅までは道路も無くて、線路を歩き鉄橋とトンネルを3つも越えて行かなければならない辺鄙なところに住む高校生が、大統領府に手紙を出し続けると共に、声が届くよう自分の存在をアピールしていく。
1980年のプロローグ少々で始まり、1986年に高校へ入学する主人公と、彼にちょっかいを出すミューズをみせていくけれど…どこに高校生おりますの?w
数学は天才的だけど国語はからっきしの主人公に手紙の書き方を教えてあげたりするミューズとのやり取りが主になってきて、あれ?恋愛物語?
そして一人ちょっと違和感を憶える人物がいるなと思っていたら…その辺が透けてみえてしまったから、詰め込みすぎ感が…こういうのあまり好きじゃないんだよね。
ということでタイトルと作品のあらすじ紹介とは大分異なる印象で、しかも自分の好みとは違う方向に拡がっていったからか、ちょっと狙いすぎだしタラタラしている様に感じた。
農業や林業に携わっているならまだしも、オヤジ引っ越せよ。
天才息子の泣ける話し
我が3.0-3.5評価位のつもりで鑑賞したら、凄く良い感動の物語だった。普通の学生が実は大の天才だった。捉え方が一般とずれているがそれこそが天才の証。
一見普通の家庭にみえたが実は悲しい過去がある。
同級生の美人と仲良くなりほんのりとした恋へ。
韓流らしいユーモア交ざった映画。
いやー久しぶりに油断してたらヒットに出会ってしまいました。シネマート映画はやっぱりいいなー。
追伸、女性は結構泣いてる人がいましたよ。
ユナ演じる彼女のおかげで‥
初日から2日目の4/30に観に行きました。
我らが韓国映画の聖地、シネマート新宿の初回の9時台で観ました。
20人くらいだったと思います‥。
この映画の主人公の家族が抱えている問題の重たさを、
ユナ演じる主人公の彼女ラヒの性格で、
楽しく明るい雰囲気でバランスを保ってくれています。
ユナも、パク・ジョンミンも
確か実年齢30代だと思いますが、
映像からはまったくそんな感じを与えない演技が見せてくれます。
家族が抱えている問題は、
あまりにも重たいので、
お互いが気持ちに踏み込めない。
そこから前へ向かう部分がこの映画の号泣ポイントです。
お姉さんの存在は、反則に近く、涙倍増です。
映画の終わり方は、すがすがしい気持ちにさせてくれます。
高校生役をユナとパク・ジョンミンに依頼した監督と
引き受けたお二方にお礼を言いたいです。
감사합니다(カムサハムニダ)!
何が実話で何がフィクションなのかわかりづらい…。
今年122本目(合計396本目/今月(2022年4月度)32本目)。
韓国映画といえばシネマート。
さて、こちらの映画なのですが、ここの特集・紹介にあるように「両元駅」がつくられたこと、それ自体は実話であるようです(映画内でもラストに紹介される)。ただ、どこまでが実話でどこまでが作話の範囲なのかがはっきりとせず、しかもパンフレットもない(売り切れではなく、そもそも「存在しない」の扱い)のため、どうにも調べるのが難しいです。
他の方も書かれている通り、映画としては映画内での「時間軸の流れ」としては大きく2つあり、一方はファンタジー世界のような「ありえない世界」を描くようなものなので、さすがにそれも含めて「実話」というのは無理があるんじゃないか…と思えます(よって、この解釈から、全部が実話ではなかろう、という点は理解できる)。こうした部分はあまり気にはしませんが、この映画は公開前から「実話に基づく」ということをウリにしていた部分があり、「どこまでが実話でどこまでが作話か」かというのがまるではっきりとせず(まさか、駅が作られた、以外は全部作話、ということはなさそう)、さらに混乱を生じます。
うーん…。今週(29日)の週としては、韓国映画という枠ではとても期待はしていたのですし、内容として支離滅裂でもないのですが、事前の告知として「実話に基づく」とする以上、何がどうなのかよくわからず、ちょっと面食らった部分はあります。
さらに、他の方も書かれている通り、明確に「観客の涙(感動)を誘うようなシーン」があるのも確かで、これもこれでどうなのか…(それで映画の「傷」が隠されるわけではない)という印象です。もっともこの部分は「映画の個々作品を実話ベースとしてみるかみないか」より「感動・感情移入を主体として見るか」という個別の考え方に入ってしまう部分があるので、減点はしづらいです(あって0.1程度?)。
採点は下記のようにしました。
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(減点0.3) ここの特集・予告でもわかる通り「(大統領に手紙の趣旨を理解してもらえるように)正書法の学習…」という内容は確かに出ます。ただ、映画内では「誤字脱字が多い」という扱いで、「トッポギ」を書いてみてよ、というような扱いです。一方で主人公は理系(高校で理系文系という観点も微妙ですが、あえていえば理系の子と解するのが妥当)の子が、韓国の大衆食文化の「トッポギ」を書けない、というのはかなり不自然です。
一方で、韓国では「朝鮮語(韓国語)の正書法」というのは何度も改定されています。この映画の舞台となった年も、さえです。韓国語はもともと、英語なども含めて韓国語で書くというルールですし、(当時は)漢字文化という概念も希薄でした(国をあげて漢字を排除していた)。そのため「分かち書き」に関するルールが肥大化して、これを整理するために何度も何度も「正書法に関するルール」は変わっています(北朝鮮も同様)。
ただ「誤字脱字」と「正書法にのっとっていない」は明確に異なる概念であり、どちらが正しいのが微妙です(どちらにも取れるし、上記通り、「トッポギ」が書けない、というのは想定がしづらい)。
(減点0.3) 日本・韓国は憲法の部分でかなり多くの部分が似ています。その中で「請願権」というものはどちらにも定められていて、それをうけて「請願法」という概念ができたのも両国同じです。ただ、韓国の請願法が全面改正されたのはこの映画の舞台となる1988年よりも後の2005年です。
また、「駅をつくって欲しい」という請願であれば、例えば日本でいえば「関係する行政庁に出せ」ですから、国土交通省(の、各地方の局)に出すのが普通です。それは常識論でもわかる範囲です。韓国でも、大統領に手紙を出すことは自由ですが全て読んでもらえるとは限りません。全部を扱っていたらキリがないし、そもそも日韓ともに請願法の趣旨・精神として「もっとも身近・関係する行政庁に出せ」という考え方は妥当するからです。
ただ、この映画の主人公は高校生であり、そのような知識・考え方が及ばずに大統領に延々と(50通を超える)手紙を出したのだろうという考え方は成り立ちます。この部分も説明が少なく「なぜに、実効的効力が期待できない大統領に出したのか?」(=換言すれば、すぐに実効的効力が期待できる地方行政に出さなかったのか?)という点はかなり危ういです。
ただ、最初にも書いたように、この映画は「どこまでが実話でどこまでが作話か」がはっきりせず、この点の減点幅はかなり微妙です(かつ、まったく無関係な日本に請願書に出したというのとも違うし、一応にも趣旨は理解できる)。
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※ (5/1追記) この映画は結局のところ、公開されている映画館も少ない以上に「パンフレットが購入できない」というのも(消極的な意味で)減点対象になるのかな…と思います。上述した通り「どこまでが実話でどこまでが作話かわからない」のを補うのがパンフレッツなのに、それがないのは、ちょっと不親切に思えます(ただ、ないからといってシネマートが勝手に作れるわけでもないし、ここは減点対象にしづらい)。
リアル感はないけど、良かった
時間が経つにつれて、こういうことかと理解できる。駅を作ったことはリアルらしいが、年代が少し古い。
内容は家族の価値観を再認識させられるが、家族であっても中々本音が話せない、親から褒められたい(認められたい)というのは世界共通なのかも…😓
あの息子がどうなったか、そして同級生とどうなったかが知りたい🎵
号泣映画と期待してたけどそれ程でも無かった。
出だしはラブコメみたいな雰囲気で進むんだけど、途中から兄弟愛や親子愛のシーンがてんこ盛りで感動するストーリー。
道路が無く、線路を歩いて学校や隣町に行くしかない村でのストーリー。
町に行くには幾つもの鉄橋やトンネルを通らなければならない状況。
電車に跳ねられ亡くなる人もいる中、学生のジュンギョンが大統領に駅を作って欲しいと幾つもの手紙を送る展開。
数学はメッチャ得意なのに国語が苦手なジュンギョンに同級生のメッチャ可愛いラヒが手紙の書き方をレクチャーして少しずつ仲良くなっていく感じに胸キュン。
ジュンギョンの姉のボキャンがとても優しいんだけど彼女の存在にビックリ。
父親の機関士のテユンが辛い。
ある事を隠し続けるテユンが悲しすぎた。
終わってみればファンタジー映画だった感じで心が洗われた感じ。
実際に作られた駅が存在するそうで、いつか行ったみたいです( ´∀`)
いい映画に出会えました。
パクジョンミンさんが好きなので、観に行きました。
邦題だけだと、ほっこりする映画かなと思ったのですが、後半、涙が止まらず。。
ぼろぼろでした。
まさかの涙腺崩壊でした。
実話なんですね、
道路がないって、どう言うこと?って思ったのですが、昔はそう言う地域もあったんですね。
それにしても、予想外に素敵な映画と出会えて、何度でも観たいと思いました。
実在する駅を巡って繰り広げられる物語。 前半と後半でガラッと印象が...
実在する駅を巡って繰り広げられる物語。
前半と後半でガラッと印象が変わりますが、ファンタジーパートの後半はちょっと泣かせようとし過ぎですかね。お姉ちゃんがネタバレした後、普通に出続けてる事にも少し違和感を感じました。ああいう展開になったら以降は、実体として登場はしなくなるのがお約束じゃあないのかな?
あとユナが後半、半ば退場のような扱いで殆ど登場しなくなりますが、そこら辺も不自然に感じて、何か大人の事情でもあったのかと勘ぐってしまいました。しかも別れっぽいシーンを描いておきながら、実は全然関係が続いていたと知った時は「え!そうなの?」と意表を突かれる思いでした。遠距離になったことで何かドラマが生まれた訳でもないし、別にあの展開はいらなかったのではないかと。
ただ人に対する眼差しは優しい映画なので、観ていて疲れないし、清々しい感じで好きな映画ではありました。
数学、全国1位スゴいです!
インフラが遅れている場所、列車の駅を増やすためにいろいろ行動しました。
大統領にもお願いの手紙をいっぱい出しました。
お姉さんが、ずっといてくれてよかったですね!
実話だったんですね。
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