クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男のレビュー・感想・評価
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ダニー・ボイルorガイ・リッチーフォロワーなドラッグ・サクセスストーリー
オアシスやプライマル・スクリームなどを見出したアラン・マッギーの半生を映画化…との事だが、正直彼のことは全く知らずに、何にも情報を入れずに鑑賞。
プレイヤーとしてではなく、マネージャー(裏方)として頭角を現していくアラン。いわゆるはみ出し者のサクセスストーリーではあるが、彼の内面の脆さや儚さが伝わりにくく、感情移入がし辛い。『エルヴィス』のトム・パーカーも実在した胡散臭いマネージャーだったけど、それと比べるとアランのマネージメント能力の卓越さがイマイチ伝わらなかったのが残念。
テンポ良く進む構成から、ダニー・ボイルorガイ・リッチーフォロワーの作品かと思ったら、製作総指揮をボイルが、監督を『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の俳優ニック・モランが務めていたと後で知って納得。もはやボイル&リッチー作品は映画作りのテンプレートとなっているんだろうけど、このフォロワー作にも終始ノレなかったのは、やっぱり彼らの作風が苦手だからだろうか。
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