「ぎぃ子」天上の花 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ぎぃ子
三好達治が好きになった萩原朔太郎の末の妹アイ(映画では慶子)は姉たちとは違ってはなやかなタイプの美人で性格が悪く、23歳で2度の離婚を経験していた。結局バツ4ですか?あの時代に凄いですね。よっぽど色っぽい美人だったんだしょうね。そりゃ、16年くらい想い続けても不思議はありませんね。東京帝大の文学部仏文学卒の三好達治はすでに雪(太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ 次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ)を発表していたようである。佐藤春夫の娘、智恵子がこんな優しい詩を書くあなたの子を産みたいと、ぎぃ子が言う場面が好き。
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