「全力で嘘をつく話」オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
全力で嘘をつく話
2022年劇場鑑賞79本目。
自分は嘘をつかれることにはそんなに抵抗ないのですが、すぐバレる嘘をつく人には本当に腹が立ちます。話の途中で矛盾や不自然な点がある場合は論外ですが、ちょっと他の人に聞いたらバレるのも腹が立ちます。人をだまそうというのに手抜きするな、という気持ちがあるのかもしれません。
この映画は実話を基にしていて、流れ着いた将校が持っていた機密文書が本物だとナチスに信じ込ませるために細かい設定を詰めていく前半と、いざ渡った後にそれが本物でイギリスは慌ててますよ、という芝居をする後半に分かれています。
正直アンビリーバボーで15分にまとめられるんじゃないの?という気もしましたし、似たヴィジュアルの将校がいて主人公の相棒をしばらく弟だと勘違いもしていましたし、作戦に関わるある女性が作戦中すごく面倒くさい事言い出すし・・・。
嘘を本当に思わせるための色々な仕掛け自体は面白かったのでこれくらいつけておきます。
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