劇場公開日 2022年2月18日

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オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体のレビュー・感想・評価

全90件中、1~20件目を表示

3.0地味だけど観終わってから良かったと思える作品でした

2024年3月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次世界大戦中ヒトラーを騙す作戦というからかなりハラハラドキドキのストーリーかと思っていましたが、ずっと淡々としたままでした
でもそれで面白くなかったって事はなく、このオペレーションミンスミートが成功するかどうかっていうシーンはそれなりに楽しめました
常に緊張感あるストーリーじゃなくて、ユーエン、チャムリー、ジーンの三角関係も絡めながらの人間模様が中心
あんな作戦を成功させた4人が「マーティン少佐とパムの恋愛」を作り上げていくのがとても楽しそう
完璧に架空の2人を作り上げる事に4人全員が夢中で作戦を成功させる事はどうでもよさそうに見えるくらい
実際はそんな事なかったんだろうけど
そんな感じで緊張感ない人達がすごい作戦を成功させた感じだったけど、二重三重スパイのいる世界で味方なのに見張ったりするのはなんか悲しい
でもあのラストで良かった
あの4人のその後も幸せになっていたようで良かったです
それにしてもあの作戦を成功させた事実がホントすごい
コリン・ファースはこんな役がはまり役です

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小町

4.0重層的でロマンティックでもあり、だけど戦争の重さを感じさせる。英国...

2023年12月22日
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重層的でロマンティックでもあり、だけど戦争の重さを感じさせる。英国流のアイロニー、ユーモア、センチメンタル。大変面白かった。映画館で観ればよかった…。後悔。

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哲也

3.0極秘作戦の虚々実々を描いた一本

2023年12月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
「艦長、潜水艦に180cmの魔法瓶が?」
「積めるが…乗組員たちには、何と言えばいい?」
「極秘の気象観測装置だ…とでも。」
「まるで小説ですな。」
「だが、包囲されているんだ。」
「ドイツに?」
「小説家たちに。」

実際の遺体を使って行われた作戦の名前が「ミンスミート(挽き肉)」。
なんとも生々しいネーミングですけれども。
「名は体を表す」とも言われるとおり、名が「体を表した」ネーミングではあったと思います。評論子は。
少しばかり、悍(おぞ)ましい感じがしないでもありませんけれども。

極秘の作戦であるだけに、ドイツ側にはもちろん、身内であるイギリス軍内部でも秘密厳守が徹底される。
たとえイギリス軍内部といえども、周囲は(作品の執筆ネタを絶えずかぎ回っている)小説家=スパイだらけだと思えとの含意だったとのだろうと思います。上掲の映画のことばは。

しかし、ちょっと立ち止まって考えてみると、要するに、イギリス海軍の将校に似せた適当な遺体にニセ文書を持たせて、それでドイツ軍をだまくらかそうという、児戯に類した、いわば「子ども騙し」みたいな作戦。
そんな作戦を、大の大人―しかも歴とした軍人が軍の作戦行動として、真顔で大真面目に立案するというところには、コメディ的な要素すら感じられてしまいます。

そんな作戦にまでたどり着くほど、連合軍としては戦局的に窮地に立たされ、「起死回生の一策」ということだったのでしょう。
時のチャーチル首相も大乗り気だったようで、作戦の終了を告げた(成功を祝した?)彼ののメッセージも、とてもとても秀逸なものでした。評論子には。

戦争にまつわるヒューマンドラマというよりは、奇想天外な「極秘作戦」の虚々実々を、程よい「ゆるさ」で描いた娯楽作としての色彩の方が強いかとは思いますが、それで、佳作としての評価は間違いのない一本だったと思います。
評論子は。

<映画のことば>
世界の運命は、あの死体にかかっている。

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talkie

3.0恋バナはいらなかったかな

2023年12月4日
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鑑賞方法:VOD

ナチスを欺くための風変わり作戦の話。
このような作戦を実際行って成功させたとは
事実は知りませんでしたが凄いですね。
緊張感が半端ないシーンの連続で
思わず息をのんじゃいました。
ストーリー展開も役者もいいのですが
恋バナはいらなかったような気がします。
作戦のハラハラドキドキ感だけで良かったかな。

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tom

3.5第二次世界大戦秘話・ミンスミート作戦

2023年11月12日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

第二次世界大戦で、連合軍は欧州反抗の足がかりとして、シチリア侵攻を企んでいた。
シチリアにはドイツ軍が多く配置されていたので、これを除くため侵攻地をギリシャと偽る作戦を取った。
偽造した密書を運ぶ死体探しから始まり、信用されるようにドラマを作っていった。
とても面白く、ここまで隠されていた秘話も珍しい。
007の原作者、イアン・フレミングが登場する。

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いやよセブン

3.5もうひとつの戦争

2023年7月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

戦士が戦場で戦う以外のもうひとつの戦争も、
戦士たちを守ろうとする必死の戦い。
二重、三重スパイが居る中、果たして誰を信じていいのか、分からなくなる。

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上みちる

3.0死せるウィリアム・マーティン少佐、アドルフ・ヒトラーをギリシアに走らす

2023年6月21日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

予習したあとに観た方がいいなあと思いました。
登場人物の整理や役割、関係性が分かりにくく、特に少佐(偽)がスペインに漂着したあたりからドイツに情報が流れるところからがガツガツ進んでいくので置いていかれる感覚がありました。
正直、恋愛のところ(恋愛っぽいところ)はいらんのじゃないかなあと、そこを削って作戦の詳細を掘ってくれた方が助かるかなあ。やっぱり余計だと思う。
実際にあったインテリジェンスの泥臭いところや苦悩が、特に死体探しやら偽の経歴作りとか、なかなかに興味深い作品でした。

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zem_movie_review

3.5ナチスドイツを欺いた作戦、オペレーション・ミンスミート。 シチリア...

2023年4月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ナチスドイツを欺いた作戦、オペレーション・ミンスミート。
シチリア侵攻を成功させるため、死体に極秘文書を持たせ上陸地点を欺くという作戦が実話だというのがすごい。
ストーリーは淡々と進んでいくが、死体にストーリーや設定を持たせて準備を進めていく過程はおもしろかった。
登場人物にわかりづらさが、大筋は沿っていける。
楽しめました。

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よっしー

2.5メインテーマは何?老いらくの恋?

2023年3月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次大戦下。連合国のシチリア上陸を支援する為の情報戦に挑む諜報部員の物語。

実際にあったミンスミート作戦を下敷きにした映画です。
丁々発止の情報戦が繰り広げられるのかと思いきや、作品の大部分は主人公と女性事務員の恋、主人公二人の微妙な人間関係が描かれており、面白みを感じられません。
後半になって多少盛り返しましたが、醒めた期待値が戻ることなく終了。

メインストーリーはミンスミート作戦だったはずですから、ストーリー構成の誤りだったように思えてなりません。

私的評価はやや厳しめです。

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よし

4.5敬意を払う姿勢

2023年1月15日
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この作戦を知らなかったので実に面白く鑑賞できた。

冒頭、モンタギュー少佐の妻子や弟(アイヴァ―・モンタギュー)の描写があっさり流れ過ぎた感。

作戦とは言え、死体の人生を作り上げるくだりは面白い。
さらに彼の功績を墓石に刻み、敬意を払う姿勢に何よりも感銘した。
良品。

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miharyi

3.5昔から情報戦が大事だったんだなぁ…

2022年12月12日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

こんなトンデモ作戦が実際に実行されたということがまず驚きだ。チャーチル首相が許可したとは… 古いけど、へぇ〜ボタン10回だよ。ノルマンディー上陸作戦は知っているけど、ハスキー作戦、シチリア島への上陸作戦のことは知らなかった。かなり大規模な作戦だったらしい。「事実は小説より奇なり」イアン・フレミングがこの映画のナレーションだというのもおもしろい。この作戦の原案を考えたのは彼なのだそうだ。まず、死体を手に入れる。次に、死体の身分偽装を完璧にする。そして、自然にドイツ側の手に渡るようにする。といった困難な課題をひとつずつクリアしてゆく過程が興味深かった。現在のロシアのウクライナ侵攻を見ていると、情報がどんなに大事かがわかる。今も変わらない。そんなに張り詰めた緊張感が感じられるような映画ではないが、史実を再現した物語として楽しんだ。

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瑞

2.02022 203本目

2022年12月1日
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知的

寝られる

監督ジョン マッデンだったんですね。

最後までストーリーが頭に入ってこなかった。というか自分が理解できなかっただけか。

会話劇でとにかく渋い

劇場なら寝落ちしてただろう。

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しゅん13

3.5その「瓶詰め」は開けられ、鵜呑みにしたのか?

2022年11月27日
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楽しい

知的

本作は第二次世界大戦下ヨーロッパ支配を続けるドイツ軍に対して放ったイギリス軍の作戦の舞台裏を描く。

機密文書と見せかけて、偽の情報を流す作戦にはよりリアルな仕掛けが必要だった。

作戦そのものの成否はもとより、
軍部内での内輪揉めや作戦チームの複雑な人間模様も見どころ。

実際の戦場以上に神経を尖らす諜報部員たちの影の活躍がここにある。

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スモーキー石井

0.5すまん。寝てしまってわからん。

2022年11月23日
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肝心な話が浅い。

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タン塩

3.0構成

2022年10月16日
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鑑賞方法:映画館

準備を見せてからの本番は成功するかどうかを見せる、コメディにも通じる構成。飽きずに見れた。

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ルル

3.5世界一有能な死体

2022年8月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

オペレーション・ミンスミート作戦とは、
イギリス軍がギリシャ上陸を計画している・・
という偽造文書を持たせた死体を、
地中海に流し、ヒトラーを騙し討ちにするという
ものだった。

《感想》
地味!地味!地味!

特にハラハラドキドキする程でもないけれど、
ジワっと良い部分もある。
コリン・ファースの耐える演技と表情が好き!!
死体の恋人の写真を貸すスタッフのジーン。
彼女とコリン・ファースは好き合う・・・
だけど手も握らない!!(まんま、スィートメモリーか?!)
まつ毛を取ってあげるのも、なんと、なんと
作戦の内なんて・・・
ジーンには辛いわ!!
しかしこの殺風景な映画にジーン(ケリー・マクドナルド)との
プラトニックラブが、ほんのり彩りを添えてるのは確か!!

各国でも二重スパイ、三重スパイがいたり、
人間の本心が読めない。
盗聴に次ぐ盗聴。
偽の電信、死体への作戦下工作に
数ヶ月も!?!→腐らない?
スパイ作戦って殆ど騙し合いみたいなものね。

MI 5にイワン・フレミングがいて、
(ご存知、007の原作者)
「スパイ小説を書いてるんだ」と言いながら、
タイプライターに向かってたり、

極め付けは、死体になった男性の墓に
献辞が掘られている・・・など、
この映画は実名なのでしょうね。

《総評》
戦闘シーンが殆ど無い。
派手なドンパチがないと、
やはり、物足りないのだった。

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琥珀糖

3.0良作だと思うけど、何かが物足りない

2022年8月12日
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ジョン・マッデン監督の作品とあらば!と張り切って観た。前作「女神の見えざる手」は素晴らしく、衰えを感じさせない手腕に次作も期待したが...

良作だとは思うし、コリン・ファースにケリー・マクドナルド、トーマス・ニューマン(音楽)も申し分ないが、何か物足りない、もうちょっと塩をひと振りしたい、薄味な感じ。

70〜80年代ならまだしも、現代の映画としては起伏や緊迫感が足りないか。観客はもっと濃い刺激的な映画を見慣れている。

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Yuk

4.0事実は小説より奇なりとはこのこと。

2022年6月28日
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といぼ:レビューが長い人

3.5作戦名そのものが欺瞞とかw

2022年5月1日
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bloodtrail

2.5わかりにくく眠かった

2022年4月25日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

第2次世界大戦中の1943年、英国軍はイタリア・シチリア島の攻略を目指すが、沿岸はドイツ軍に固められていた。英国諜報部(MI5)は状況を打開するため、オペレーション・ミンスミートという奇策をチャーチル首相に提案した。その作戦は、「イギリス軍がギリシャ上陸を計画している」という偽造文書を持たせた死体を地中海に流し、ヒトラー総統を騙し、ドイツの軍隊をギリシャに向かわすというものだった。騙し合いの結末は・・・という実話に基づいたもの。
戦争映画だと思って観たら、ほとんどドンパチは無く、誰がスパイで誰が味方かもよくわからず、眠くなった。
確かに、ヒットラーを欺き、作戦は成功したのだろうし、今、ウクライナで起きているフェイク合戦と言われる情報戦も同様なんだろうけど、わかりにくい。
興味は有るのだが、変化が少なく、とにかく眠かった。

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りあの