「100回殺せる(全部違う殺し方で)」ガンパウダー・ミルクシェイク Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
100回殺せる(全部違う殺し方で)
瞬くネオンがチープで儚くて、素敵でした。サービス心がいっぱいの秀作だったと思います。
◉この世に武器は溢れている
銃撃戦も否応なしの迫力はあったけれど、それより素手の格闘技と、様々な得物を使った生々しい肉弾戦が、この映画の売りでしたね。快感が止まらなかったです。
得物はバール、斧、鎖、ナイフや手鉤に加えて分厚い本からボーリングのボール、陶製の物入れまで。何でも人は殺せて、世界は危険がいっぱい。図書館にも足を運べない。
◉死ぬと思ったが死なない、生き残ると思ったのに死ぬ
ロングトールで硬派のカレン・ギランが話を引っ張っていたうちは、笑いも生まれていた。ところが母親に再会してからは、凄味たっぷりのストーリーに変調していった。最後、母親は娘を守るため図らずも死んでしまうと見えたのですが、ぶっとい腕で男どもを薙ぎ倒して生き残った。
一方、三馬鹿なんて親しげに呼ばれ、顔の形が変わっても病室でケラケラ笑っていた3人の刺客は、もしかしたら後半、サムのバディになって戦う気配も漂ったのに、病院の廊下でサムにグシャグシャにセン滅されるとは!
腕が効かなくなり、ナイフと銃を手に固定したサムのお陰で、用心棒のネロが墓地で戦うシーンを思い出しました。歳月を感じました 笑
舞台の一つとなったダイナーは、武器を預けるルールがあって、つまりならず者御用達のレストランと言う設定で、これもコメディ風味があって楽しかったです。
今晩は。コメント有難うございます。
物凄く怒られるのを覚悟の上で・・。実は最近有難い事に多くの方から拙レビューに共感を頂いていまして。
数カ月前から(きちんと、レビュー内容を読んで人によっては共感を返しています。礼儀です。)その時間が30Mを超えるようになって来て、今は勤務の休憩時間にチェックをしている際にこの映画の拙レビューに共感してくれた方がおり。”あれれ?レビューを上げられていないな?”と思っていた時にUさんのレビューを拝読し”面白いな、的確だな!”と思い,共感ボタンをぽちっと・・。
”瞬くネオンがチープで儚くて、素敵でした。サービス心がいっぱいの秀作だったと思います。◉この世に武器は溢れている・・”
素敵なレビューだったので。これからも宜しくお願いいたします。
(何だか、営業成績の上がらない営業マンみたい・・。)では。
あ、返信は不要ですよ。
共感そしてコメントありがとうございます。
忘れていた面白さとぶっ飛んだ映像を思い出しています。
女の細腕どころか、骨太のアクションのバラエティとアイデアにも
唸りましたね。
「ベイビーわるきゅーれ」にも通じる題名のセンスの良さ。
楽しかったですね。続編はそろそろでしょうか!
待ち遠しいですね。