「欲を言えばクセの強い悪役がほしかった」ガンパウダー・ミルクシェイク kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
欲を言えばクセの強い悪役がほしかった
組織から狙われる殺し屋、それをサポートする仲間。それがすべて女性なんだから、どうしてもカッコいい映像を期待してしまう。
やはり期待通り冒頭のダイナーのシーンからしてカッコいい。この前、「キングスマン」のリバイバルを観たばかりなのだが、やはり往年のロックの名曲をバックに大暴れするシーンには気持ちが上がってしまう。本作はジャニス・ジョプリンだった。しびれる!
期待通りだったし、十分に満足する内容だった。でも、どこかに物足りなさを感じてしまったのは、たぶん悪役のクセが弱いから。こいつ強そうだな!ってやつが出てこなかった。見た目や性格や扱う武器や戦い方にクセのある悪役ってこの手の映画にとっても大事なんだなと再確認させてもらった。
コメントする