「超装甲944」ガンパウダー・ミルクシェイク Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
超装甲944
所属する殺し屋組織から追われることになった殺し屋の女性の話。
15年前12歳の頃、同じく殺し屋だった母親と離れ離れになった主人公が、所属するファームの金を持ち逃げした会計士を追いながらトラブルに巻き込まれて行くストーリー。
部屋着にカタカナの表記がある何かのキャラがあしらわれていたり、縫い物をしながらアニメを観ていたり、殺し屋だけれどどこかポップな主人公。
舞台のネオン管が賑々しくはあるし、作風にちょっとズレたスタイリッシュさとかコミカルさとかはあるけれど、他の登場人物にまで賑やか過ぎる格好をさせていないので、主人公のキャラが際立ってますね。
サイケさとか作風とか舞台の一つでもあるダイナーとか、それこそそんなタイトルの邦画の某写真家でもある監督さんが撮られた作品が頭に過ったけれど…。
殺し屋だけど、サイコじゃないし情も有り、巻き込まれて露払いをする殺し屋とその仲間たち+8歳児を派手にファニーにみせてくれて、ストーリーに面白味は余りないけれど、なかなか愉しかった。
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