a-ha THE MOVIE

劇場公開日:

a-ha THE MOVIE

解説

1985年にリリースしたデビュー曲「Take on Me」が世界的ヒットを記録したノルウェー出身のポップグループ「a-ha(アーハ)」の軌跡をたどったドキュメンタリー。1982年のオスロで、モートン・ハルケット、ポール・ワークター、マグネ・フルホルメンの3人によって結成されたa-ha。デビュー曲「Take on Me」は革新的なミュージックビデオが大きな話題を呼び米ビルボードで1位を獲得、ファーストアルバム「Hunting High and Low」は全世界で1100万枚以上もの売上を記録し、瞬く間にスターダムを駆け上がった。その後もヒット曲を次々と世に送り出すが、次第にメンバーの間に溝が生まれていく。3人の出会いとバンド結成、狂騒の80年代から90年代、解散と再結成を経て今なお進化を続ける彼らの姿を描き出す。

2021年製作/112分/G/ノルウェー・ドイツ合作
原題:a-ha: The Movie
配給:クロックワークス
劇場公開日:2022年5月20日

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映画レビュー

4.0斬新なPVとファルセットの響きは時代を超越している

2022年5月14日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

ヒット曲にはメロディ・プラス・アルファの要素が不可欠だ。ノルウェー出身の3Pシンセポップ・バンド"a-ha"の場合は、1985年のスマッシュヒット"テイク・オン・ミー"のPVが、鉛筆によるスケッチ風アニメと実写を組み合わせた斬新な映像によってファンの脳裏に刻まれたことがある。ロトスコープというこの手法が、ダブリン出身の映画&ミュージック・ビデオ監督として知られるスティーヴ・バロンによって3分少々のストーリーに投入され、小刻みに動くスケッチとシンセサウンドの融合は今見ても全然古臭くない。むしろ、新しく感じるほどだ。

それは、"a-ha"というバンドにも言えることで、1982年に結成され、"テイク・オン・ミー"の後、紆余曲折を経つつ、60歳を迎えた今でも、独特の透明感のあるサウンドを武器に活動を続ける彼らも劣化を免れていることが驚きだ。本ドキュメントはそんな"a-ha"が歩んだ40年を残されたアーカイブ映像と本人たちのコメントで綴る、MTV世代には懐かしく、若い世代にはヒット曲の歴史が学べる貴重な体験になるに違いない。

特に。ヴォーカルを務めるモートン・ハルケット(62歳)の未だ衰えぬファルセットの響きには、時間を超越した美しさと力強さがあって、もう一度"a-ha"を聴き直してみたくなるのだ。

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清藤秀人

3.0ノルウェーのバンド

2023年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

難しい

「Take on Me」と「The Living Daylights」の2曲を知っていて、007のジョン・バリーをシリーズから退かせたバンドとして記憶に残る。
これを観る限り、相当難しいメンバーだったようだが、今はライブをやっているのは・・・。
一般的に音楽バンドは長続きせず、歳を重ねて再結成するのは・・・仕方ないよね。

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いやよセブン

5.0a-haの深さを知った

2022年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Take On Meが大ヒットしていた当時、
そろそろ80sも後半にさしかかり少し音楽の雰囲気や性質が変わって来たなと感じていた。
よりわかりやすくポップになってゆくんだな...などと朧げに。

その後にHunting High And Lowという曲をリリースした彼らに当時は意外性を感じた。

たくさんの時が過ぎ、今改めてa-ha THE MOVIEを観て、
彼らの繊細さや奥深さ、苦悩や葛藤など、煌びやかに見える裏での出来事を知った。

数々の困難を乗り越えて、あの美しい曲の数々を聴かせてくれていたんだと気づき、
深く感動した。

ポスターはまるでアイドルグループの映画のようにポップでキュートな3人の写真だけれど、
裏腹に、この映画は「ガチ音楽ドキュメンタリー映画である」と断言できる。

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asami

3.5バンドのなか

2022年7月7日
Androidアプリから投稿

↑気になります

それぞれに才能があるバンドは特にですね
音楽好きにオススメ

PS.この手の映画は映画館も選んでいい音の映画館で観てくださいね😉

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雨の夜はヤバイゼ
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