夏へのトンネル、さよならの出口のレビュー・感想・評価
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#あの日の君に会いに行く
Filmarksの試写会で鑑賞。
家族との過去を引きずり生きている男の子と、未来の可能性に賭けている女の子が 時間と引き換えに欲しいものが手に入るという噂のウラシマトンネルをみつけ共同戦線を結び、お互いの欲しいものの為に謎を調べていく。
ストーリーは分かりやすく時間帯も丁度いい。ひと夏の青春と時間を駆け抜ける主人公たちの想いの強さ、花火や水族館などの映像美はとても感動しました。
高校生時代のガラケーやメールの着信音、MDプレーヤーが個人的に懐かしかった😊
#夏へのトンネルさよならの出口
#夏トン
恋とジュブナイルSF
アニメーションとして出来はよかった。
『君の名は。』以降顕著な、リアル系の美麗背景に、アニメーションキャラクターという作画も、高い水準。
「いいから早くえっちしちゃえよ、お互い好きなくせに」というイライラ感のひっぱり具合は、正当なジュブナイル(笑)。
ヒロインが主人公の少年を好きになっていく過程を丁寧に描いているのは、かつて少年少女向けSF冒険ものや、ラブストーリーが好きだったおっさんな私には好感ポイント。
ただ、10〜20代にコレはゆっくりすぎて退屈では、と心配になった。
あと、ヒロインが観客に理解されにくいかもな、と。
「やりたいこと」をすでに見つけているために精神的には大人びていて強い態度を取る部分と、褒められたりしたらチョロく恋落ちする部分の幼すぎる表現によって、「性格分離しすぎてないか?」と観客側が戸惑いそうだな、と。
それと、どこかで読んだ(見た)ことのある要素がたくさん入りすぎとか、(たぶん初期作ゆえの未成熟さが出た)原作由来らしき点に不安はありましたが。
まぁ、いろんな意味で一途なヒロインに、どこまで共感できるか(または好きになれるか)次第かな。
ヒロインの声、飯豊まりえさんは上手かった。
繊細な表現に感動
時をテーマとした純粋なラブストーリーの作品でした。視線を少し逸らした表情がとても神秘的であり、また絶妙な光の傾き加減を醸し出す表現も見られ、レタッチの素晴らしさを体感できるアニメです。大スクリーンに表現されるその豪華さに本作品の魅力が詰まっていると感じたのは、おそらく私だけではないと思います。
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