「オモシロい」夏へのトンネル、さよならの出口 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
オモシロい
久しぶりにストーリーに満足した。
浦島トンネルという大嘘の設定
それ以外は 成り行きも行動も主人公たちの思考も 違和感なく自然。
ご都合主義でないところがとてもいい。
彼女がトンネルに入る理由が無くなったと知るや、直ぐに
一人だけで行動することを決めた主人公。
主人公からのメールを受信した直後、迷わずトンネルに入った彼女。
満点の対応。良いシナリオだ。
迎えにトンネルに入ることで、2人の間の時間差が無くなる。
長い活動休止となった彼女の再スタートにも程よいスタートとなった。
こんな作品に出合えるのだから、アニメを観るのはやめられない
ただし、父親の描写は酷い。
そんなクズ設定だとしても、これじゃあまりに父親が かわいそう。
酒に酔って自分の不幸を 子供に当たる親はいると思う。
しかし、その時に並行して恋愛してる最中というのはどうも納得できない。
自分が不幸せである故の生活の乱れ。別れた妻への未練。
新しい生活を始めようとしている時に、こんな風には。
過呼吸気味で戻した時も 主人公を心配しなかった。
本当に親の描写にだけは、嫌悪すら感じる。
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