「83分の圧倒的超純愛主義。」夏へのトンネル、さよならの出口 りょう(映画2000本は視聴)さんの映画レビュー(感想・評価)
83分の圧倒的超純愛主義。
83分の圧倒的超純愛主義。観ましたというか、観てしまった、魅せられてしまった。久々に体験する超純愛映画で、「なんかもう俺はそういう世界とは縁遠い世界に生きているし、もはやそんなことが可能な年齢でもなくなってしまったなあ。。。」ということに愕然とさせられた映画でした。
映画通たちが「絵は綺麗だけど、ストーリーに無理があるんじゃないか」と言っていましたが、なんだろうね、ストーリーの良し悪しとかさておいて良いくらい近年観ることが少ない超純愛ですよ、圧倒的超純愛です。同じこと繰り返して言ってますね。
『君の名は』と比べられたりしていますが、あれを大分超える純愛感です。いや、先程から純愛、純愛と同じこと繰り返し言っていますが、純愛主義ここに至れりですよ(苦笑。好きとか、愛しているに理屈は不要なんでしょうね。意味不明なのが、そこまで好きになる理由も経緯もないのが、逆に素敵です。桜が綺麗なのにも、桜が好きなのにも理由はないでしょう。
もうおっさんがなんか批評家ぶってなにか言っっても虚しいだけのような突き抜けた感じが良くも悪くも衝撃的です。若かりし頃の、いつかの自分を思い出したい方にオススメです。難しいことは抜きにして4.5点。
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