「ウラヤマシイ効果」夏へのトンネル、さよならの出口 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ウラヤマシイ効果
トンネルに入って時間旅行するという話だったら、アメリカのTVドラマ『タイムトンネル』(1966)があった。懐かしい。しかし、『インターステラー』にも似た時間差の悲劇を見事にアオハルものに取り入れ、取り戻せない辛さを乗り越える高校生二人。性格は違えど純情さを貫くところがうらやましい限り。超光速での時間差・・・とか頭が痛くなるような物理学のことなど考えずに頭を空っぽにして観るのがベスト。
トンネルに入ってからは、ほんの数秒が外では数十分経っていたりと、面白い設定でした。カオルとあんずが共に時間を過ごせば、生きて帰れたときには信じられない未来が待っているのかな~などと想像は尽きないのですが、カオルの選択は想定外のもの。過去に死んだ人が生き返るなんてのも、SFを越えちゃってるもんね。
純粋に死んだ妹カレンを取り戻したいカオルに対して、超多忙になったあんず。一途な恋心を抑えながらの青春も辛かったハズ。漫画家は5千人だとか、毎年千人が挑戦するなどの話を聞いて、以前お乗せしたことのある女子高生を思い出してしまった。彼女は漫画家の道を進むことができたのだろうか・・・
ちゃんと楽しめる、及第点の映画でした。
とはいえ夏の定番となった細田守、新海誠の両名監督だともっと過剰にメインのカップル絡めてくれるから、くりかえして見たくなる魅力的なストーリーになるんだなあとも。
夏アニメの印象で客足は確保できますけど、ヒット連発する二人との比較対象にされてしまう厳しさもありますね。
kossyさん、お邪魔いたします。
>アメリカのTVドラマ『タイムトンネル』(1966)
あ、これ。観た記憶あります。
なんかとても懐かしいです。(遠い目)
調査か何かの目的で時間移動した主人公たちが(確か複数
だった気が…)元の時代に戻れなくなり、行った先の時代
で事件やトラブルに巻き込まれてしまうお話…。
だったかなぁ…(とても記憶が曖昧です)
そしていよいよピンチ。 という時に現代からの操作で間一髪
時間移動のトンネルがつながり、現代に戻れる~と思ったら
また他の時代にジャンプしてしまう。
こんなんだったかなぁ…(すごく記憶が曖昧です)
※半世紀以上前なのですね。 (ものすごく遠い目)
ハラハラしながら見ていた気がします。
私は貴殿のレビュー熟読拝見して 殆ど ほぼ全て忘れてる自分 に気づきました。自称タイムマシン 1、2年が10年のように過ぎていきます。私の頭のスペックの衰え具合は もはや アインシュタイン超え です。時空の概念超えてます。 イイねありがとうございました😊😊