「どれだけの鹿が犠牲に?」夏へのトンネル、さよならの出口 kinako-catさんの映画レビュー(感想・評価)
どれだけの鹿が犠牲に?
孤独を抱えた高校生の二人。
不思議なトンネルを知って、二人は共同戦線を張ってトンネルの謎を調べていく。
SFならば、その不思議なトンネルの規則性を解明して、
その規則性を利用して何かすると思うけど、
ここでは特に規則性が説明されるわけではなく、
頭を使ったシーンは時間のカウントくらいか…
死んだ妹を取り戻すという何となく後ろ暗い望み。
(↑ここらへんの後ろ暗いという認識はないね)
父との関係も今一つ共感しにくい。
そして、発生し続ける電車と鹿の接触事故…
時空を越えた純愛に残念ながら、共感も感動もできなかった。
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