「声優使おうよ」夏へのトンネル、さよならの出口 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
声優使おうよ
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背景とかは綺麗かなぁ。キャラデザは微妙。
始まってすぐ思ったのは、メインのキャラの声・・・・・誰だ?と思って確認したら声優じゃないんだ。別に声優専門の人で無くっても上手い人はいるけど・・・・・カオルのキャラが一見冷めた風だからと思ったけど、全編にわたり抑揚のない演技。あんずは抑揚は有るけど、やはり上手くない。
原作未読、以前にアプリでコミカライズだけ読んだけど結構前なので細かい部分は覚えてない。あれぇ?こんな感じだったかなぁと思いながら終了。
うーん、カオルがトンネル(と言うか洞窟)から出て来たら、あんずとは13歳差・・・・・。カオルはトンネルの中に居たから、時間の感覚は違うけども、あんずはほぼ外に居たのに、ひと夏だけ、それも男女としての関係も無かったのに、それでも想っていられるかなぁ。しかも13歳差。
でっ、コミカライズの初回と最終話だけアプリで読んだけど、かなり変えてる。父親との関係は複雑(母親が浮気しての子がカオル)だし、妹の死も微妙に変えていて、映画の表現で父親がカオルの所為にするのは・・・・。何より、クラスメートとの接点がもっと有ったんだよなぁ。あんずも後から追っ掛けてトンネルに入ったので5歳くらいしか離れてない。
父親との最後も希望ある終わり方にしてる。
83分(エンドロールで実質もっと短い)と言う、普通の映画にしても短めの為に色々とカット・改変したんだろうけど、その所為でキャラに感情移入も出来ず、話しの盛り上がりも無く・・・120分で作っていれば違う感じになったんだろうなぁ。
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