「薄味でした」夏へのトンネル、さよならの出口 ロッシーさんの映画レビュー(感想・評価)
薄味でした
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塩も振っていないおかゆのような味付けでした。
一つ一つの設定に奥深さを感じにくかったですね。
たとえばトンネルの存在の理由。せめて伝説があるとか、特別な人にしか入れないとかね。
女子高校生の一人暮らしもご都合設定に感じました。寮生活ならまだしも、未成年の女子を一人暮らしさせるかね?ふつう
トンネルから現世に戻ってきた時間も中途半端。どうせなら百年後、千年後に再会のほうがファンタジーだろよ。
何より不満なのが花城の泣くシーン。あの泣かせ方ははっきり言ってセンスないと思う。
大人の女性が屋外であんなふうに泣くのは嘘くさい。サツキやメイが泣くのとは違うんだよ!
大の大人があんな泣き方、飯豊まりえでも演技に困っただろうと思うわ。パロディだかパクリだかしらんが、ほんま白けてしまいましたよ、あのシーン。
観賞前はけっこう期待していただけにちょっと辛口で薄味批判してしまいましたが、やはりあまり好評価にはしにくいです。3ヶ月後には観たことも忘れてしまいそう。
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