「ジェネリックほしのこえ?」夏へのトンネル、さよならの出口 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェネリックほしのこえ?
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ジェネリック新海誠作品みたいな感じで
最近、ネット上では紹介されていた本作品
個人的には新海誠作品の「ほしのこえ」に近い作品だと思うが
こちらのほうが個人的にはよかった
あるものを失う代わりに欲しいものが手に入ると噂の
ウラシマトンネルを見つけたカオルが
同じくほしいものが転校生のあんずと共同戦線で
ウラシマトンネルの仕組みを調べることになる
カオルは亡くなった妹
あんずは漫画の特別な才能を手に入れるために奮闘する
序盤はあんずがなにか家庭に問題を抱えているように印象だったが
実はカオルのほうが父親の行動など
家族が崩壊していたように感じる
あんずは初対面でカオルに険悪だった理由もよくわからなかった
終盤はカオルだけ独断でウラシマトンネルに入り
あんずは漫画家としてそれなりに活躍するようになる
ウラシマトンネルに入ってカオルは
亡くなった妹と会うが、
結局、ウラシマトンネルから出てきて
あんずと再会することを選ぶ
ただ、ウラシマトンネルでの時間経過や
妹を連れて帰らなかった理由が
よくわからないまま終わって、
社会との断絶の時間とか
細かいことを考えると、終盤の展開がかなり
ヘンな感じに思えてしまう
基本的にカオルとあんずとの2人の世界が
ストーリーの中心となる
カオルの友達とかあんずが最初に殴った女の子とか
あまりストーリーには絡まない
ボーイミーツガール作品としてはよかったと思うが
時間経過とか細かいことを考えると
うまく楽しめないかもしれない
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