「後半失速する」夏へのトンネル、さよならの出口 緑川さんの映画レビュー(感想・評価)
後半失速する
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あんずのキャラクター造形であっと思わせてウラシマトンネルを切っ掛けにどんどん二人が親密になっていくのは良いけど
ウラシマトンネルと現実空間の相対時間を気にしながらあーだこーだやってる中盤までは面白かったが
終盤肩透かしな感じ
幽霊カレンと再会して「愛する資格」を手に入れる。
いや、別にオカルトファンタジーとしては良くある展開だが幽霊妹が塔野に赦しを与える代わりに13年の時間を持っていかれた、みたいな
幽霊妹は契約の代償を要求する悪魔かよ
SFじゃなくて少し不思議かな
あんずは漫画家としてのキャリアを捨てかけて何時までも塔野のことを想い続け、トンネルに入って追いかけてくる
高校中退30歳職歴なしですが理解ある彼女くんのお陰で幸せです
ハッピーエンドへの持って行き方がちと強引かな
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