「ビル・ナイの好演が光る。しかし…」生きる LIVING Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
ビル・ナイの好演が光る。しかし…
2022(日本は2023)年公開、英国映画。
【監督】:オリヴァー・ハーマナス
【脚本】:カズオ・イシグロ
【原作】:黒澤明、橋本忍、小国英雄『生きる』
主な配役
【ウィリアムズ課長】:ビル・ナイ
【ハリス】:エイミー・ルー・ウッド
【ウェイクリング】:アレックス・シャープ
1.黒澤作品のリメイクとして観るかどうか
黒澤明監督の『生きる』を知る人たちから、
高い評価を得たらしいことがWikipediaに記されている。
玄人受けした作品と言えるかもしれない。
ビル・ナイの好演によるところが大きいだろう。
そういう意味では、私もオリジナルを知る一人だが、
正直に言えば、あまり寛容な評価はできなかった。
つまり、なにひとつオリジナルを超えることはなかった、
一言で済ませればそう言わざるを得ない。
2.リメイクの難しさや目的そのもの
オリジナル『生きる』は、名作とされている。
もちろん、これに異論はない。
でも、
70年前の作品を、
わざわざ70年前を舞台にして、
なぜリメイクしようとしたのかは、
よく分からない作品だった。
◆新しい設定に置き換えるわけでもなく、
◆舞台を現代に移すわけでもなく、
◆家族や周囲との関わりを見直してもなく、
◆40分短くした上映時間で、
製作陣がなににチャレンジしたかったのか
浅学で鈍感な私にはまったくわからなかった。
3.まとめ
ビル・ナイの演技はとても良かった。
それ込みで、☆2.0
共感ありがとうございます。
オリジナルが素晴らしいので、イギリス的に消化してこうなった感じがあり、私は好感持ちました。
でも、なんで今なんだろうか、とは思いました。
おはようございます😃
レストランで
監督とプロデューサーが本作の話をしていて、たまたまビル•ナイが通りかかり意気投合してビル主演で制作。らしいですが、←確かwowowで本作放送前の説明で。
生きるというテーマに惚れ込んだのでは?生きることのしんどさ虚しさだけど精一杯。時代は、本作の美しい映像で温故知新かな←全て私の妄想。