すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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終始鳥肌
今までの新海誠監督の作品は映画館で鑑賞することが出来なかったので、今回は後悔しないように映画館に足を運びました。
見入ってしまいました。
見るか迷ってる人は必ず見るべきです
ただ今回はテーマが"地震"なので警報アラームだったり地震にトラウマがある方は控えた方がいいと思います。
ネタバレになってしまうので細かいところまでは書きませんがまず、すずめ(原菜乃華さん)とそうた(松村北斗さん)など全キャラクターの声を担当する役者さん方のレベルの高さに驚きました。
松村さんには正直ジャニーズということもあってあまり期待していませんでしたが全力で謝罪したいです。
声がほんとによかった、心地よくて、声優さんですか?というくらい吹き替えが上手かったです。また声優のお仕事をやって欲しいくらいです、、、ほんとに素晴らしかった、、、
そしてすずめ役の原菜乃華さんはダントツで声が真っ直ぐ入ってくる感じ。今回の役と声が、原さん自身がとてもマッチしていて物語の世界観もすぐ掴むことができました。
そして内容は現実味は全くありませんでしたがそこが良くて、最初の扉を閉じるシーン、そしてタイトルがでてくるまでの一連をみて鳥肌が止まりませんでした。
物語の中で引っかかったり、少し違和感を感じたことが少しあったので星を4.5にしました。
それでもこの作品を映画館で見れたことはほんとに良かったし、新海誠監督の世界観は素晴らしいなと感銘を受けました。
なんと言っても今回は音楽も素晴らしくて、毎秒瞬き出来ないくらい展開がコロコロ変わり飽きずに鑑賞できました。
RADWIMPSさんもほんとに素晴らしい!!!
あんな素敵な歌詞を紡ぐのずるいなぁ、、、、、、、
オススメの作品です!ぜひ映画館で!
日本はこの作品がある事に誇りを待つべきである。
日本はこの作品がある事に誇りを待つべきである。
全てに素晴らしい。
頑張る女の子の表情、
撮り方によってはSFホラーなのに家族で観れる演出、
子供も楽しいのに実は難解な物語…more
万人受けじゃない事が万人受けした最高傑作。
言うまでもなく大ヒット中。
細かい感想は、みなさんが書いてるので
私はキャッチ的なパートのみで\(´ω`)/
素敵な時間でした!
新海作品のロードムービーはワクワクする
新海作品でお馴染みのとても正確な街並みの描写が今回も世界観にのめり込める。
九州に始まり日本を横断していくロードムービー的要素はシンプルにワクワクしながら楽しむことが出来る作品であった。
一方で登場人物は天気の子、君の名はなどと比較すると少し少なく、話の奥行きはあまり深くないものにも感じた。
物語冒頭から大きな展開を作り観る人を一気に引きつける狙いがあるのかなと感じつつ、こうでもしないとTikTok などのショート動画に馴染んだ世代には耐えれないものなのかもと思い、よく考えられてるなと感じると共に、マーケティング要素が強すぎて少し醒めてしまう自分もいた。それは作品内に協賛した企業の商品が正確に入ることにも同じことを感じた。
あるのは、現代の若者
ファンタジー要素が強
新海誠大傑作です!
今のこの気持ち書かずにいられません。
ネタバレは、しない様に書きます。
主人公のすずめのラブストーリーとすずめの過去との繋がりのロードムービーです。
若い人には、恋愛、少し年のひとには、すずめの母を探す姿には、涙が溢れてしまいます。
ラストでは、こう最後につながるかーと涙涙です。
観ていない人は、是非御観覧を損はさせません。i
個人的には好みでない作品
新海さんの作品は、
ずっと見続けていますが、
今回はテーマが重いわりに、
ストーリーに釈然としない部分が多く、
個人的にはいまひとつでした。
被災者としても、
心を抉られるようなシーンもあり、
そのぶん救いがあればよかったのかもしれませんが、
そういうわけでもなく、
ただ無駄にトラウマを呼び覚まされたような気持ちになりました。
被災して傷ついた方々には、
安易に見てほしくないなという気持ちです。
もう新海さんの作品は、
今後は映画館で観なくてもいいかな…と思ってます。
泣けた~
上映初日に観に行きたかったけど、
仕事の都合で今日になりました。
いつもの映画館は、現在1日15回上映。
朝1の8:00、240名ほどスクリーンで鑑賞。
半分くらい埋まっていました。
邦画で一番好きな映画は、君の名は。
映画を好きになった記念の作品。
君の名はが強烈だったので、天気の子は期待が大きすぎて、いまいちだった。
今作はどうかなぁとワクワクドキドキ。
半分ぐらいからずっと泣いていました。
君の名は号泣だったけど、すずめの戸締まりも
心が暖かくなる作品でした。
途中、ナツメロとか言われていた曲は
おばさんの世代の曲で、懐かしく、
すずめの故郷に帰る高速場面が近所だったので
ちょい嬉しかったです。
次はI'MAXで観よう
そして、今から君の名はを観ます。
そしてあすからの仕事を頑張ります
昭和歌謡
すずめが最初からやらかしていて、途中までなかなか乗っていけない。ダイジンが実は扉が開くところに導いていたと知りやや納得。車中で流れる昭和POPの数々、斉藤由貴の卒業、リアルタイムで聴いていた世代としては懐かしい。噂で昭和歌謡が流行っていると聞きましたが本当なのかな。そしてエンドロールを観ながら思うのはこの話の続きが見たいということ。君の名はでも同じこと思ったような。
猫と椅子の追いかけっこ?その先にあるものは?
追いかけっこしながらのロードムービー?だけじゃない!
地震災害に触れたくない方を除いて、新海作品ファンならば観る事をお勧めします。
家族を失った深い悲しみとか大きな喪失感とか、心の傷が少しでも癒されれば、前に向かって進まれるきっかけになればば、と望まれて作られた作品かと思われます。
言いたい事は沢山ありますが、ネタバレになるのでここまで。
意味不明な事だらけ
評価できる点は映像の美しさだけ。
それも君の名は。には及ばない。
テーマに一貫性が無いと言うか、全て中途半端たしストーリーもつまらないし登場人物の関係性が私の頭の固さでは意味不明が多い。
眠気を催す同じ様な映像の繰り返しにも飽きる。
誰かにこう言って欲しかった。
先行IMAX上映にて鑑賞。
災害三部作の着地点は今までのフィクションとは違って、3.11の震災が起こった後の世界の話だった。
震災を経験したことの有無で作品の受け取り方は変わると思うけど、私の住んでいる地域は震災で家を失ったり家族を失った方が移り住んで来た地域だった。
当時もかなり強い揺れを体感したし、停電やコンビニが軒並み閉店してガソリンスタンドには長蛇の列ができた。
今でもはっきり覚えてる。
震災があって、そこから復興して今がある。
ただ、なんとなく震災の話をするのは不謹慎。
震災に遭われた方、被災した方に対して腫れ物に触るような距離感があった。
物語の冒頭や作中でも響き渡る緊急地震速報のブザー音は実際の音とは異なるけど、今でも心臓が跳ね上がる。
新海誠監督がいろんな思いで作品を作り上げて、自分の中にある思いを発信してくれた作品だと思う。
監督の思いは物語の最後にすずめちゃんが語ってくれる。
誰かにこうやって言って欲しかった。
友達とも震災の話をした。
あの時はどこにいたの?
大変だったよね。
辛かったね。
と、各々の思いを語れる機会になった。
今まで蓋をしていた。見ないふりをしなくちゃいけない出来事だったけど、人と繋がって生きていることの尊さと話ができることが当たり前じゃないんだと改めて感じることができた。
作品としては現実とファンタジーをミックスさせて、ところどころ可愛いダイジンが登場して和んだ。
人に忘れ去られた寂しい場所に後ろ戸は開くと言う設定や場所の声を聞いて災厄を鎮めると言った鎮魂の儀式も日本人の風土にあった手順だったように感じました。
すずめちゃんと環さんの関係性も良かった。
ラストシーンの会話で2人の関係が伝わってきた。
全部言葉にしなくても分かった。伝わってきた。
映画を観た後、草太さんと芹澤君はカップルなのかな?と感じた。少なくとも友達以上恋人に近い親友という感じだった。近年の作品では同性カップルも珍しくないので、そうなのかな?と思ったけど、ラストシーンの描かれ方的には違うのかなと思う。
でも、芹澤君がいて初めて草太さんが現実に生きる人間だったんだな〜とわかる。
あと、教員と閉じ師の両立はできないと思う。教師になったらまとまった休みは試験問題作ったり教材作りに消えてしまって、遠出なんて絶対できない。と、リアルにツッコミを入れてしまう。
今生きている風景を、心の中にある風景を残しておけるような社会にしたいって、君の名はで瀧くんが言っていたよな。
人の生きている場所が誰かにとっての故郷になっている。
場所がなくなっても、生かそうとした人の思いを受け取って育っている。
震災復興とは言っても、心の傷が癒えるまでの時間は人それぞれだと思う。
自分が作品を受け止められるか。体調が悪くなったら無理をしないで劇場から出て欲しい。
私は泣きながらこの映画を観た。
思い返して語るだけでも涙が溢れてくる。
自分にはすずめちゃんの言葉が刺さった。
救われた、許された気持ちになりました。
悩みながらも作品を世に送り出してくれた全ての方にありがとうと言いたいです。
ご自身の観られるタイミングでご鑑賞ください。
描きたいところは分かるのですが
「輝く未来が待っている!」とのメッセージは大人は分かるのですが、低学年の子供には怖かったと言われました。見たいと言うから付き合ったのに。
「死ぬのは怖くない」のセリフは分からないと言われました。
「人がたくさん死ぬよ」のセリフは怖かった。
猫は可愛かったと言っていました。
画はとてもきれい、テンポも良いので飽きずに最後まで見れます。
ディズニーとジブリの要素が少し入っています。
ですが、私自身が被災地ど真ん中に当時も今も住んでいるため複雑な気持ちになりました。
映画終了後は観客は無言でシーンとお通夜みたいな雰囲気で何とも言えない空気になっていました。無言で席を立つ人ばかりで、啜り泣くような声も聞こえた気がします(振り向いて確認するのも躊躇われる雰囲気)。
震災の件は子供には話題に出さないように教えてあります。被災地ど真ん中なので身内や仕事を失った人も多いため、話題に出せません。
私は身内は無事でしたが日常は大変でした。
ヘドロにまみれた国道は灰色で酷い悪臭、信号が全て止まった道路をお互いに譲り合いながら低速で走らせました、海沿いの石油タンク?からは煙が3か所から3日あがり続けました。悪夢のようでした。遺体が線路に横たわっているところを歩いて避難した人もいました。
停電中でも総合病院の病棟の電気が点いていたことに、なぜか心が救われました。
1か月にわたる断水と水汲み、スーパーでは一人5点までと指定のある買い物、仕事に行けるようになると電車から見える景色は震災処理のガレキの山。
友人の自宅は崩壊しローンを抱えたままアパートへ、ローンは少し前に完済したそうですが未だアパート暮らし。
なんとも評価しがたい映画だな~と複雑な気持ちになりました。
この監督自身が被災して家族と家を無くしている人なら話も別かと思うのですが。
架空の事件や架空の自然災害をモチーフにした作品でも人は感動しますし、メッセージも届きます。架空のストーリーから与えることができる人が真の作家なのではないかと考えるのは私が年寄りだからでしょうか?
若い世代に人気のある監督さんなので、今後はぜひ架空のストーリーから感動を作ってほしいです。
【追記】
来年の2023年2月に、「生きる」大川小学校のドキュメント映画が公開されます。文部科学省選定作品です。
本当の意味での「震災を忘れない、場所を悼む鎮魂する」ための映画だと思います。
「震災を忘れない」とのことであれば、「生きる」を見てほしいです。
わたしは怖くて(悲しすぎて)見れないかもしれませんが。
【追記】2023/1/19芥川賞受賞した「荒地の家族」仙台在住の作家さんです。震災がテーマです。読んでみようかな。
さっき言ってたあの発言はなんだったの?のオンパレード
これ必要ある?どれくらい真剣にこれ受け止めればいいの?みたいな展開ばかりで終始げんなりしちゃった。
震災のことを映画化するなんて不謹慎!みたいな批判が多いようだけど、まあその配慮はもしかして必要だったかもしれないけどそこよりも、はっきりストーリーめちゃくちゃ。レベル低くないですか。
なんであの人が椅子になっちゃうのか、この2人がそんなに思い合う意味がわからないし、ネコたちの一個一個の行動がミスリード。全員、行動原理が意味不明。さっきのあの発言なんだったの?(二度と顔見せんなって言っといて!とか言う人が、その相手の従兄弟連れて7時間ドライブすることのほうが、あのミミズの存在よりもファンタジーでは?)
そういうのが多すぎてどうでもよくなってくる。あと婚活の話いる?子供向けの映画なのかな。
わざと描かないようにするんじゃなくて描けてないことがある。主人公があんなにギャアギャア言うほど恋に落ちてるほどの描写はない。映画ってそういうの描かないでいいんだっけ?イケメンだからだとしたら稚拙。「考察」勢のためにあえて言わないことをとっておいてる感じが、穴埋め形式の学習ドリルみたい。
「考察」好きのひとたちには読み甲斐があるのかな。民俗学はじめ、学問を知ることがエンターテイメントを楽しむことにつながる、ということを知る人が増えるのはいいことかもしれない。本気でジブリの席とりにいきまーす!みたいな感じで、オマージュしまくるあたりはもはや潔いと思いました。
災害のなかにひとり・ひとり・ひとり・ひとりの生があるという大切なことを気づくきっかけになった、、と感じる機会にはなるのでしょうか。。?
大事な仕事は人からは見えないほうがいい
ファンタジー色の強い作品が多い新海作品の中でも飛び抜けてファンタジーが強く、新海作品の最高傑作になるか!?
と言われてる今作ですが、その通り最高でした!
ジブリ作品のようでもあり、エヴァのような非現実的なシーンもあり、泣ける要素も多く久々に劇場で泣いてしまいました。
今回劇場を見回して思ったのですが意外と小学生低学年くらいの子が多い!
内容的にはすこし難しいような気もしますが、その年齢の子にも見てみたいって思わせる作品を作れるのはすごい!
ラストの爽やかな結末も良かった!
新海作品にハズレなし!!(^o^)
小さな世界より大きな世界の幸せへの転換
作画のクオリティは最高レペル、扱ったテーマやストーリーラインはとても意欲的で挑戦的てした
ただ、描かれる登場人物が多岐にわたりどの人(猫)についても消化不良、感情移入する前に終わってしまいました。もったいない
目指すものかが違うのだとは思いつつも
前の二作のような、わななくような心の動きを期待してしまって、やや厳しい評価になってしまいました
とはいえ、表題に書いたとおり
この作品は作家、新海誠にとってはその作家性の転換に当たる作品になっていくのではないでしょうか?
前作、天気の子で描かれた話は東京が没しても二人の間の恋心を尊いという未成熟ゆえの萌える心境をえることができました
世界系と言われた小さな世界系でのファンダジーの集大成とも言える作品です
大ヒットを受けて新海監督も様々な期待をされているのだろうな?と感じました、前の二作に比べてメッセージ色が増した分、感情よりも、理性に訴える部分が増したのか作風が変化していく過程なのでしょう
今後、新海誠監督がどのように自身の作品の舵を切るのか?とても楽しみです
あの宮崎駿さんでさえ、若い頃から繰り返し同じテーマで作品を紡いできたようにみえます
そういう意味で
良い作品だと思います
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