すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
全836件中、21~40件目を表示
意外とフツーな印象
新海誠監督作品は、秒速5センチメートルや言の葉の庭など、現実社会における感情の機微を描いた作品には非常に感銘を受けましたが、大ヒットした君の名は。をはじめとした大作ファンタジーには、どうにもしっくりとこない印象です。
本作も話題になったので、どんなものかとネフリで鑑賞してみましたが、なんとも、ツンデレ系の世界系のといったストーリーで、いつかどこかで観たストーリーの印象でした。
よく考えてみたら、先日アマプラで鑑賞した「岬のマヨイガ」に設定やストーリーが共通しているような気がしました。
世界的な大ヒット作なので、二重三重にもっとひねったストーリーだと思い込んでいましたが、意外と素直でストレートなストーリーで、ちょっと拍子抜けしました。
時空系のスピ好きにはたまらない設定
期待以上でした
閉じ師の男の子そうたと彼に恋する高校生すずめが協力して土地の悲しみをおさめていくロードムービーな話
通りすがりですれ違ったイケメンになぜか懐かしさを感じて追いかけていくところから始まる
要石を外してしまったのはすずめ
忘れさられた土地から穢れのような塊のみみずというものが出て
暴れて地震を起こすためそれを封じ込めていく
閉じ師と言えば時空のおっさんを思い出す
きっとリアルでも人知れず閉じ師はいるんだろう
それに大臣と左大臣は切ないね
おじいさんの先代閉じ師がダイジンに話していた
そうたを一旦要石にする必要性の意味をもう一度見て考えたい
祝詞もオリジナルなんだね
綺麗に韻を踏んでてリアルでした
新海さんの作品は言の葉の庭の頃から、雨のシーンの美しさに感動してた
今回はなぜだかそういう美しさはあまり感じなかった
基本的にはもちろん映像は綺麗なのだけどね
スタッフ変わったのかな
でも掛け合いや設定テンポ、お話そのものも
君の名はより何より好きになりました
最後311に繋がるところがなんともね。。。この監督の本づくりのすごさだわ
最後エンドロールの声優陣の豪華さにびっくり笑
中高生や若い人には良いのかも?
龍じゃなくてミミズ
金ローにて鑑賞しました😆。
「君の名は」公開当時に話題になっているからと見に行って衝撃を受けた新海監督の作品で期待値が高かったが良かったです。
各所にある廃墟の扉から出てこようとする巨大なミミズを出てこないように開いてしまった扉を閉める役割を担う草太と主人公の鈴芽が出会い物語が始まる。
そのミミズができってしまうとその付近に大地震が起きる設定だから劇中でのアラート音が実際と一音ぐらいずらしてるのかな❓それでもビクッとは最初の辺はなりましたね。
普通の女子高生があんな遠くまで一人旅(草太も一応一緒だが)できる資金があることに驚き🤭今の子達は金持ちなのか節約化なのか真面目だったのかな❓(笑)。でも飯と移動費ぐらいか…。
実写ドラマの作品ばかり最近は観てたからどう表現や言葉を出したらいいかわからなくなっちゃった💧のでこれぐらい(笑)。
それでも新海監督作品の絵は押尾守監督やジブリ的な好きな絵の部類に入るからとても見やすくて綺麗でした。
関東大震災や近くは3.11を思い出させるような事をあえて扱うのは凄いですね😅
よくわからなかった
九州で暮らす17歳の岩戸鈴芽(すずめ)は、扉を探しているという旅の青年・宗像草太と出会う。
彼の後を追って山中の廃墟にたどり着いたすずめは、そこだけ崩壊から取り残されたかのようにたたずむ古びた扉を見つけ、引き寄せられるようにその扉に手を伸ばす。
やがて、日本各地で次々と扉が開き始める。
扉の向こう側からは災いがやって来るため、すずめは扉を閉める「戸締りの旅」に出ることに。
数々の驚きや困難に見舞われながらも前へと進み続けるすずめだったが……。
(解説より)
新海監督っぽい作品だった。
要約すると、草太との出会いをきっかけにある封印的なものを主人公が解いてしまったせいで日本各地で災害の予兆が発生。それを食い止めるため動いていたが、途中草太が封印されてしまい、草太の解放、再度災害の封印をしていく…といったストーリー(あくまで鑑賞したことがない方向けに、表現は実際と異なりますので御了承ください)
なんとなく主人公と草太の立ち位置、使命は理解できたのだが、ダイジンの役割が意味不明だった。
最終的に災害の予兆を勧告するため、的な表現がすずめからあったが、それにしてはその前の対応があまりにもヒール過ぎないか?不要な行動というか、ちゃんと説明をしていればこんなことになってなかったのでは?と疑問が残った。
余談ではあるが、個人的には新海監督の作品は「君の名は。」がやはり1番おもしろく、その後の「天気の子」と本作はどうしても派生感が否めなかった…
とにかく映像はきれいです。
世界観
地震をテーマに取り上げる必要性
■3.11をエンタメとして消化には早すぎるのでは?
これは上映当時から思っていたこと。
3.11を風化させないため、みたいな意図かなとも思ったけど、そんなに風化してる?
ストーリー上も3.11について明言はされていないので、風化させないためなら、もっとしっかり明言すべきでは?と思った。
地震速報のアラームといい、いたずらに心を揺さぶられているようで、あまり良い気持ちはしなかった。
とはいえ、3.11から約10年経ち、3.11を経験していない子どもが既にたくさんいるのも事実。映画を通して3.11を知るきっかけになるなら、地震をテーマにした意味はあるかもしれない。
■誰かのせいで地震が起こったり、起こらなかったりするわけじゃない
これは私がフィクションとして作品を飲み込めておらず、頭が硬いからかもしれない。
でも、作中では閉じ師が扉を閉めれば地震は起こらない。誰かが要石になれば、地震は食い止められる。
逆に言えば、地震が起きるのは閉じ師が失敗したときだし、地震を食い止めるために誰かが犠牲となって要石になる必要がある。
フィクションなのはわかる、でも、現実は違う。
誰のせいでもなく、突然、地震は起こる。
だから、備えが必要なのだ。
■神話や儀式が元になっていたとしても
私は割とオカルトが好きで、それにまつわる儀式や習慣について関心がある。
なので、この話もそういった神話や民俗学的な元ネタはあるんだろうな、という気がしている。
だがそれは、昔、地震がなぜ起こっているのかわからず、神の仕業として対処していたときの話。
現実は(以下略)
とにかく、地震を誰かのせいにしていることが腹立たしいのだ。
フィクションだけど、そりゃそうなんだけど、作中の子たちがかわいそうなんだ。
一回じゃ理解できない…かも
NETFLIXに追加されていたので観てみました!
あちこちに疑問があって、なんだか?が多い作品…
ストーリーは自分なりに何となくではあるが理解できた。
ただ一度観ただけじゃはっきりと分からないだけなのかも。
なんだかちょこちょこと気になるような疑問が残る作品でした。
もう一度観たいとは思わないけど…観たら理解できるのかな?
前代未聞の戸締まりバトルアクション夏アニメ(仮)
新海誠監督脚本作品。
【ストーリー】
東日本地震で被災した主人公・鈴芽は、四国の叔母に引き取られて仲よく二人暮らしをしていた。
朝、登校途中で長髪のイケメンにすれちがいざま声をかけられる。
「ねえ君。このあたりに、廃墟はない? 扉を探してるんだ」
近所のうち捨てられた集落を教えると、男はふりかえりもせずそちらに向かう。
気になって引きかえし、集落をたずねるも、男の姿はない。
谷あいにある集落の中心に、すり鉢状のため池があり、その真ん中にはなぜか扉だけが一枚立っていた。
扉をあけると星空の光景が目の前に広がり、後ずさる足元に、呪術的な文様の施された焼き物がおちている。
手に取ると、焼き物は仔猫に変化していずこかに逃げていった……。
休み時間の雑談でその話をしようとした際に、鈴芽は窓の外に驚くべき光景を見る。
男に教えたあの場所から、黒々とした一筋の、禍々しい形の煙がたちのぼっていた。
大急ぎで現場にむかった廃墟で鈴芽が見つけたのは、あの扉を閉めようと巨大なワーム型の妖怪と戦うあの青年・草太の姿だった。
どうにか扉を閉じた二人だが、鈴芽の介入によって「要石」が外れてしまい、その地に封じられていた災害の元凶たる「ミミズ」が解き放たれてしまったという。
そのうえ草太は仔猫になった要石のイタズラで、肉体をうばわれ、子ども用のイスに魂を移されてしまう。
不自由な姿にされてもミミズの封印に邁進する草太に申し訳なさをおぼえ、鈴芽は自分が主体となって、SNSで「ダイジン」と呼ばれて人気となった要石と、各地で荒ぶり災害をおこすミミズを追う。
『君の名は』で一躍ヒットアニメ監督となった新海誠の、長編大作アニメ3作目。
よく見ると、なんと思春期ラブではなくアクション要素がメインのエンタメ。
九州中部からはじまって四国、本州と移動しながら、災害をおこす妖怪を地鎮しながら北上してゆく藤田和日郎作の妖怪マンガ『うしおととら』タイプのストーリーです。
構造が少年マンガというけっこう意欲的な作品なのですが、新海誠監督ファンとして注目したいのは、旅館経営の一家やスナックのシンママ、ホスト風大学生などの今まで登場したことのない多様で今様なキャラクター造形。
描き方は表層的ではありますが、説得力に注力したキャラクターたちは、過去作品よりも大人向けのドラマ要素。
古いヒットソングをお供に、赤いオープンカーで北へ北へとむかう道中は、旅の醍醐味を感じさせてくれます。
懐メロだけじゃなく、あそこでアウトランの曲とか流してほしかったなあ。せっかく車赤なんだし。
映像の色彩やレイアウトの作りこみと音楽の使い方ならダンチの表現力をもつ新海誠演出ですから、もちろん見栄えは十分。
モンスターヒットとなった『君の名は』と比べれば、ふるわない動員数に思えますが、興行収入としては『天気の子』の一つ上、国内歴代ランキングの15位。
2022年単独でもトップガン・マーヴェリックに次ぐ第4位ですから立派なものでしょう。
映画公開は11月でしたが、作中の季節は9月。
夏休みの定番アニメとして、今後くりかえし再放送してくれるはず。
その時には、デビュー作『ほしのこえ』で見せてくれたような戦闘シーンのカット割りの鋭さなんかにも、注目してほしいです。
行ってきます…
こ、これは…
いや面白くないぞこれ
クレヨンしんちゃんのノリの方が
3.11を扱う必要性は不明なファンタジーSF
最初にメッセージが出ましたが、実際の3.11を関わらせなくても完成するファンタジーSFではないかと思った。個人的には3.11を出さなければ星4つでも良かったのですが。内容自体は自業自得で自分で責任を取っただけの話。
画像はとっても綺麗でした。
サイコパすずめ
主人公がとにかくサイコパス。
最初から最後まで行動が理解できないし、どういった思考回路で発言しているのが意味がわからない。
自分の目的のためなら他人に迷惑をかけることも厭わず、なぜソウタさんにあそこまで思い入れがあるのかもイマイチ共感できない。
物語を強引に進めるためのコマになっている。
そしていらないシーンが多い、キャラがうまく使えていない、作中の疑問を解決せず見ている人に丸投げ。
ここから先は想像してくださいねレベルではなく、まったくよくわからないまま物語が進んでいく。
クライマックスのシーンも正直蛇足である。物語が杜撰なため、作者の伝えたいこともイマイチ伝わらない。
印象に残ったキャラは芹澤さんくらいなものである。
映像美は流石だが、アニメは物語あってこそ。
君の名は。、天気の子とハイレベルは作品を続けて排出していただけに今回の新海誠作品は非常に残念に感じた。ぜひ次回以降挽回して頂きたい。
自らも被災した少女が、災いが出てくる扉を閉める『閉じ師』と出会い、...
全836件中、21~40件目を表示