すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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何でこんな悲劇ものが最高傑作?
実際に全国各地で起こった悲惨な災害ものをアニメ化して名声を得て称賛を浴びている監督。
君の名も天気の子も今作も総てオール大災害・被災者系をアニメ化したエンタメ作品。
とても気持ち悪いと思いました。
私は全力で否定します。
この監督の映画は金輪際もう二度と観に行く事はないでしょう。
すずめの飛び込みが物語に力を与える
ニャンコの誘いだったり、ステキな男の椅子化だったり
何処へ行くのか分からないジェットコースター展開が楽しい
地の底の巨大なミミズは今も蠢めいている
大津波の後に一人残された女の子
悲しみは絶えないけれども生きていく
いろいろに出会うことのできた喜びとともに
何だろうなぁ〜
監督の作品のストーリーの流や絵が大体同じ。謎の物や人を探す。その人や物と戦う。心が通じ合うなど共通してることが多いので何となくの流れを先読みしながら見てしまう。でも、なぜか見てしまう。話題性?映像の綺麗さ?ん〜??何だかわからないけど…。不思議。
美しい(水)の映像。
新海誠ファンという訳ではない。が、とにかくこの監督の映画は映像がキレイ。そして何故かどの作品も(水)に拘っていると思う。天気の子もそうだが、今回の雀の戸締まりも美しい(水)のシーンがとてもインパクト有る。廃墟の水溜まりなんて臭そうで脚を入れるなんてトンでもない感じ。でも美しい水の中にアンティークショップの入り口みたいなドアが有り、開けるとそこには変な猫?ポケモン?が居る。またまたファンタジーかと思えば311が底辺のモチーフなので、あの寒い日を思い出してラストでは泣けてくる。噴出するマグマのような赤いエネルギー=炎=邪悪とすれば清涼な青=水=正義のエネルギーということだろうか?なかなか奥が深い今回の作品。全体的に印象派の絵画のような映像を堪能でき、よかった。
ラストでタイトルが腑に落ちた
新海誠ワールド。
半ばまでファンタジー感が強くてついていけないかなぁと思いました。
でもラストで、タイトルが腑に落ちました。
震災で傷ついた心を癒す旅だったのかと。
涙が溢れて仕方ない場面も数々ありました。
忘れていたあの頃
アニメを映画館で観たのは何年振りだろう……というくらい久しぶり。
なんていうか、絵が綺麗だった。
忘れたくて、忘れたわけではないけれど、なんとなく覚えていて、でも、全てを覚えているわけではない。そんなことと自分が向き合わなければならないこともある。と、言われたような気分になったなぁ……
私も、向き合わなきゃならないことあるなぁ……
2022年 207本目(劇場 22作目)
久しぶりに映画を観て鳥肌がたった作品。
内容は是非劇場で。
君の名は、ほどの感動はなかったけど天気の子よりは良かったです
流石 新海監督
ただ、RADの曲はそろそろ飽きたかなぁ
新海監督の最高傑作の誕生!
是非是非、映画館での鑑賞をオススメします。設定からストーリー性、冒険とアクションと全ての要素をうまくまとめ上げた最高の映画でした。映像の素晴らしさも含めスタンディングオベーションでした。
前2作と比べると…
「君の名は」はストーリーが秀逸だった。「天気の子」は挿入歌のタイミングが最高だった。みたいな、この作品のウリが見当たらないのが欠点かな?
特に、前2作はRADWIMPSの挿入歌が効果的だったのに、今回はエンディングまでRADWIMPSの挿入歌なし…
鳥肌ものの演出が無かったのが残念です-
“ダイジン”は、結局何が目的だったのかが、よくわからなかったし、最後はイマイチ盛り上がらないで終わっちゃったし…
まぁ悪くはなく、良いんだけど、特別良かったっていう訳でもないみたいな(^_^;)
そんな本作。テーマは地震。
あの、日本人なら誰もがトラウマを抱えているような、あの出来事を描いています。
こんな大衆向けのエンタメ作品で、あの出来事を題材にしていいのかという思いはあるけど、それに挑戦した新海監督に拍手を贈りたいです(^^)b
覚悟がすごい。
「君の名は。」「天気の子」と自然災害を描いてきた新海監督だけど、今作にはとてつもない意思を感じました。3.11東日本大地震を忘れないために踏み出した、表現者としての覚悟がすごい。
日本の様々な土地を巡るロードムービーで、忘れられかけた廃墟の生活に想いを馳せ悼む。そんな地にもかつては幸せと活気に溢れていたことを丁寧に紡ぐ。重いテーマを、素晴らしいアートとファンタジーで、見事に描いてました。
声優陣もすごい。原菜乃花華さん、松村北斗くんは初声優とは思えないくらいの安定感。深津絵里さん、染谷将太さん、伊藤沙莉さん、神木隆之介さん、皆よかったなぁ。
あの日を忘れないで、未来を生きていく。リアルに振ったことで賛否あるみたいだけど、日本人が見るべき語り継がれる秀作だと思いましたよ😊
面白いが、ハードルは上げすぎない方がいいかも
普通のファンタジー映画として見れば面白いです。
しかし「君の名は」「天気の子」に比べると微妙だと感じました。
登場人物の関係性も希薄で、よく意味がわからないシーンもいくつかありました。
あと前の2作に比べて感動シーンもあまりありません。
普通に面白いと思いますが、「君の名は」と「天気の子」特に「君の名は」には遠く及びません。
響かない
週末公開の別の映画を観に行くつもりだったが、思いの外上映回数が少なくタイミングが合わず。
その代替で観ることにしたので、初めから期待値は高くなかった。
そして、その通りの結果。仕方ない。
全く期待していなければ、代替でも観ようとは思わない。
観ようと思った一番の理由は予告編で流れた歌。
某アニメ映画の歌よりもずっと心に染みて魅了された。
なのに本作中ではほぼ流れた記憶がない。
少なくとも全く効果的ではない。
ヒロインにもあまり感情移入できない。
そもそもの発端の場面もあの場所に行ってあの行動に出る合理性が感じられない。
その後の行動にも違和感ばかり感じられ、叔母さんに同情してしまう。
猫(神?)の行動も最後まで腑に落ちなかったし、
ヒロインを津波被災者にすることも必然性に乏しくモヤモヤが残った。
無論、断片的に涙してしまう場面はあったが、全体としてライトテイスト。
深みに欠けた。
じじいには理解できない感性なのだろうと推察する。
またしても『大災害モノ』大作か◦◦◦◦◦
この監督の映画の題材は常に悲劇、悲哀、悲恋モノをテーマにしている。次作もきっとそうなんだろうなと思う。
星を追う子どもが1番良かった。ジュブナイルアドベンチャーSF系路線で頑張ってオリジナルストーリー練って進めてもらいたかった。
宮崎駿監督率いるジブリ映画とこの監督の違いは子供の模範となる様な明るい未来と希望と光輝く夢が、こちらの監督には無いところかな。
この監督の作品は常に暗い闇から始まるおぞましい災害ストーリーを練って物語をなんとかラッキーハッピーにもっていく展開していくお決まりパターンです。お涙頂戴を誘う悲劇悲運の大作系。
そのダークなテーマにしかスポットをあてない、フィーチャーしないのが実に残念で悲しいところ。落としといてから上げるマッチポンプ手法はそろそろ限界ですよ。
今作から本格的にこの監督の題材する作品は叩かれるべきターンに突入していると思いました。
次作はどんなお定まりの大災害モノをテーマにしてくるのでしょうか。とても楽しみにしてますね。(こーゆープレビュー書くと消されちゃうのかな)
映画の本題は母子家庭
なにかの心理学の本で読んだのですが、
親が離婚などすると子供はいい子を演じるようになるそうです。
ちょっとワケありの家庭ですよね。
この映画、主人公の共感ポイントを探すのが目的となります。
1年前の映画「そしてバトンは渡された」を思い出しました。
ストーリーですが、今は話せないという設定がイライラしながら観てました。
そこがひとつ残念です。
映画の予算などたっぷりあるのでしょうかね。
映像はめちゃくちゃ綺麗でした。
個人的にはすごい観やすかった
新海監督は君の名はと天気の子しか観てない。
個人的に天気の子は主人公の心情に寄り添うことができず、展開に気持ちがついていかなかった。
監督の主張が強いなとちょっと苦手意識を持っていた。
今作は扉を閉じるため日本を巡る。その土地その土地での暖かい交流も観ていて気持ちよく、ロードムービーとして色々な景色を見せてくれるから楽しい。
それと、キャラの心情も理解しやすいし、ストーリー上の謎、違和感を後半ちゃんと解決してくれるからかなり観やすかった。
主人公の行動も最初大胆だなぁと思っていたが、観ていくことでその理由もわかってくる。
ラッド味がかなり薄くてこれも万人受けする要素として個人的にはプラス。
それと、震災を描くからかなり辛い感情を持ってしまう人もいるかもしれない。
心に大きな傷を負った主人公が立ち直るきっかけとなった出来事。その真実がわかった時の感動はひとしおだった。
ちょっと既視感あったけど。
地続きである日常
「君の名は」「天気の子」と鑑賞してきた中で1番今作が良かったと感じました。
賛否が分かれている作品ではありますが私は圧倒的な"賛"を送りたいと思います。
この話は被災して重く苦しい日々を変える、変えたい物語ではなく、被災したことで変わってしまった日常をかっこ付きではあるが普通に過ごしている主人公の心にある、たまに夢にでてきてしまうようなつっかえをタイトルどおり、戸締まり(心の整理)する話であると感じた。
このことは主人公と主人公を支えてきた叔母が過ごしている冒頭のシーンや、物語の道中のやり取りからもお互いがそれぞれの思いやりをもって生活していることからも感じられた。
物語中盤から終盤にかけては物語に登場するキャラクターの能力のせいではあるが、被災した親族の子どもを引き取ることを選んだ叔母の心に閉まってある誰もが考えても決しておかしくはない、考えてしまった自分を嫌悪してしまうような言葉を主人公に吐露してしまう。主人公にとってもあの出来事がなければ、叔母と生活することもなく、災害から時間が経つごとに積もる心境を表すとても重いシーンであった。
この作品が良いと感じる点にエンタメとしてのバランスがあるかと思う。
今作はとても重いテーマを取り扱っているが、道中登場する、主人公を助けてくれる人達や男主人公の友人が物語のトーンを上げている。実際、車内でかける曲には笑いが止まらなかった。
こういう作品に、笑いは不謹慎という考えももちろん間違ってないと思うが、ただただ重く苦しい作品にすればいいということではなく、災害が起きてから今日に至るまでが地続きであり、主人公のように日常を過ごしている大勢の人がいることを感じられる作りになっているのかなと感じた。
大災害を知らない世代がこの映画をみて、聞いたことはあるが、身近に感じない歴史の教科書の一文ではなく、あの出来事の日本からそれぞれの時代の日本が地続きに思ってもらえたらいいなと感じた。
新海監督の映画は本当に綺麗!
重くなるであろうテーマを分かりやすく、笑えて、泣けて、素晴らしかった。
震災の描写は覚悟してても蘇って胸に迫るものがあったけれど、そのリアリティさがかえって受け入れられました。
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