すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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レビューするのが難しい
作品としての4点、観終わった時はやっぱり新海誠作品は良いなぁと思いました
でもいろんな方々のレビューで、そんな簡単に良いって思っていいのか、そんな思いでいっぱいになりました
多くの方々が高評価で、確かに今作も映像はきれいだし、新海誠の世界で観て良かったと思ったけど、この作品をただの映画として観れない方々を思うととても複雑で悲しい気持ちになりました
「どんなに絶望しても周りの人達から愛されて希望が持てる未来が待ってるよ」というメーセージが伝わってきましたが、それは綺麗事なのかもと思わずにいられなくなりました
前作2作のようにフィクションじゃないから
私の映画のレビューとしては
劇場で観て良かったと思いました
前の2作と同じように、ホッとできるまで「頑張れ!」と思い続けて観てるのが苦しかったです
そして、小さいすずめの言葉には切なすぎて涙がポロポロ
いつも新海誠には泣かされます
期待し過ぎた……
画はとても綺麗でした。
風化させないという想いは伝わりましたが、
物語りとしては感情移入出来ず、
ちょっと消化不良。
途中からちょっと押し付けがましいというか、
浅はかな感じを受けたのと、
作り手が手法に酔ってる感じがして……
少しイライラしました。
あくまで個人的な感想です。
新海作品は好きなので、
次回作に期待してます!
良質な青春ストーリー
映像がとても美しく、ストーリー展開も秀逸で、良作だと思います
……が、災害をテーマにして被災の跡地や痕跡をこれだけリアルに描きながら、今も続く被災地の状況や苦しみ、一万人以上が犠牲になった「死」の現実については出来るだけ触れないようにしていて……
それが結果として過去の出来事の上っ面をなぞっているだけの薄っぺらな印象になっています
例えば野坂昭如さんの『火垂るの墓』では賛否両論ありながら、戦災孤児の悲惨な最期を逃げることなく描ききり、戦争の愚かさを作品で訴えました
社会からの批判を恐れてお茶を濁し、伝えたいことを伝える覚悟すらないのなら、最初から選ぶべきテーマではなかったということでしょう
鍵
過去に経験した震災の記憶が思っていたよりもずっと褪せていること悲しくなりました。
これからこの先どんどん時が経つに連れて、忘れていく辛い経験を今一度と思わせることができる映画でした。
そしてこの綺麗な景色からの対比、描写を繊細に描くことができる新海誠監督だからこそ作ることが出来た作品だったのではないかと思います。
しかしこの作品が万人受けするのかと言われたら難しい問題だと思います。
震災の恐ろしさや恐怖心を人で語り継ぐには限界がある今、永久に残り続ける映画という選択肢間違いではないかもしれません。
でも思わず、映画のようになるのならば辛い思いをしなかったのではないかとも思ってしまいます。
綺麗ごとの処理、終わった後のもやもやを晴らすにはまだ時間がかかりそうだなと。
その他の点では
〇たくさんの土地での生き方や廃れ、そういったものを見ることで私の世界はとっても小さくもっともっと広い世界を見たくなりました。
〇たくさんの土地で出会うことができるご縁を大切にしたいです。
私は芹沢さんが大好きでした。見た目の割に仲間想いのところ、人を第一印象で決めてしまうことが多い今大事なことを思い出せた気がします
〇恋愛がメインではなかったのですが、終わり方なんだかほほえましくなりました
どちらにしてもこの作品誰と一緒に見に行くかが大事そうです。
すぐに抜け出すことが出来ない余韻をともに浸れる人と行くことをお勧めします。
ちょっと強引、ご都合展開が気になる
日本各地の地震を鎮める(閉じる)という、スケールがでかい話。
ただその分、設定や展開に無理が出ていると感じる。
要石の役目はわかったが、その成り立ちについては説明がなく、ダイジンについても映画だけでは何がしたかったのか不明。草太は元に戻してもらうと再三言っていたが、戻る根拠はあったのか?
展開上仕方ない部分もあるが、現代の高校生のすずめが何も言わずに旅に出るのもどうなのか。
ミミズが見えるのは主人公補正で不問にするとしても色々と強引な展開、設定が目立つ。
映像は美麗だし、見栄えのする構図でビジュアル的には楽しめる。
芹澤のキャラもよかった。脇役のいい奴キャラにこういうクセのあるキャラを持ってくるところは好き。
説得力のある展開、設定があれば傑作だったと思う。
新海作品は外しませんね
個人的な感想ですが、新海さん作品は外さないですね。
細田さん作品のが波がありました。
Blu-ray出たら買うと思います。
話も、絵も、音楽も綺麗にまとまっています。
泣くほどではないですが・・・。
3.11の話になるのが終盤でそこがテーマだったのか!と少し涙が出そうになりました。
○○が動き出してとかのファンタジー要素が絡み合う作品が苦手な人にはお勧めしないです。
これを生み出した監督ってすごい!映像もストーリーも。
こんな話よく考え付いたなあと思います。単純にロードムービー的で楽しかったです。さらに、東日本大震災と絡めてくるところが、ああ、なるほど、と考えさせられたり、椅子になって動き回るイケメンの非日常と、映像のリアルと、てんこもりでした。すごい!すごすぎる!映画館で観るべき映画の1つです。
低評価も必要 サイコかも
新海誠監督もなかなかサイコパスだなぁと。
トラウマを刺激する題材というのは面白い作品に必須というか、どんな悲惨描写も誰かのトラウマな訳なのでその手の演出が好きな人間からしたら面白かったです。
ですが子供の頃に東日本大震災でひどい経験をして実在している境遇の人間を題材にあそこまでリアルに描いたとなると、被災していない人間が見ても当時の映像や経験を思い出して気持ち悪くなりかけました。
人間が津波に流されたことはファンタジーではないですもんね。
YouTubeに足の悪いおじいちゃんが1人で必死に走って津波に追われる瞬間とかエグい映像残っていて。それをリアルに経験した人たちが感情揺さぶられて追体験しないわけない作品なので低評価は必要な作品だと思いました。
経験してない世代にも災害が伝わる作品という意味では良作かと。
同じ題材の湯浅監督の日本沈没2020とかの方が描写はエグいですがドファンタジーなのでいい感じに振り回されて視聴できましたが、この作品はトラウマにクリティカルヒットって感じです。
いろいろお腹いっぱい
何とも詰め込んだなぁ、というのが印象。
日本の古代伝承から地震や震災を絡め、ロード―ムービー的なものもあったり、少女の成長や育ての親である叔母の葛藤などなど。
意欲作ではあるけれどやっぱり詰め込み過ぎかなぁ。
鑑賞後のもやもや感がいつもより多かったです。
話題性と作品の質は高いですが、個人的には・・・
大前提として、面白くないわけでなく、映像もストーリーも素晴らしいんですが、「君の名は」や「天気の子」より複雑で分かりにくい感じがありました。特にダイジンの意図や役割が理解しにくかったです。後で考察サイトを見て理解出来ました。災害や親子関係など複雑な絡ませ方なので、心して見る、あるいは見返すことが必要かと。
松村北斗の声いいなあ
2022年12月17日
映画 #すずめの戸締まり (2022年)鑑賞
新海誠監督の最新作
映像と音が楽しみだからIMAXで鑑賞してよかった
ストーリーが分かりやすかったので人気なのも頷けた
これまでも彗星衝突とか長雨とかを取り上げてたけど今回は地震だった。なるほど
猫と椅子のグッズは売れてるだろうな
苦しい
新海監督は震災当事者なのでしょうか。
あまりにも苦しい映画。
この映画から私はメッセージを見出せなかった。
映像や構成は本当に素晴らしく見せ方も申し分ない。
ただ、この題材にある種の見せ方やメッセージは必要なのでしょうか。
この題材は多くの人にとって苦しみやそれぞれの思いがあるもの。
安直に“前を向こう”という最後の一言を当事者の皮を被ったある種偽物が謳っていいのかと、悶々とします。
心を揺さぶる
クローズアップ現代を見て、見てみようと思いした。経験した人と経験していない人、そこで分かれる以上、賛否はある。でも、そこを触れない訳にはいかない。心を揺さぶらない、当たり障りのないものではなく、心を揺さぶりたい。そんな内容でした。
見た感想は、しっかり心を揺さぶられました。
主人公にも、ストーリーにも、恐ろしさにも。
見てよかったです。
興行収入100億円超えは確実のようです
災いの原因となる“扉”を閉じていく17歳の少女・鈴芽(すずめ)と、災いをもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年。絵が綺麗で、スペクタクルシーンの音響も凄い。新海監督(原作・脚本・絵コンテ)作品らしさが随所に見られました。朝日新聞12月10日の記事によると、興行収入は既に76億円で100億円超えは確実のようです。
良き良きの良き
タイトルの出し方からとにかく引かれる演出。ユーモアたっぷりのキャラ。しかし、ストーリーがかなり深くてめちゃくちゃ良かった。
作中に懐かしい曲が流れるのも良き。
来館の特典に冊子(その2)がついていたんだけどがっつりとここが舞台みたいなネタバレがあって慌てて本を閉じました笑
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