すずめの戸締まりのレビュー・感想・評価
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地震かぁ…
フィクションとは分かってるけど、常世とかあれまさにあの311…と思うと辛いつらい…
すずめ一人だけ訛ってないなぁと思ったら震災孤児なのね…つらい、色々つらい。
地元が映るとソワッソワしますね。そう言う土地を巡ってたのかな。
いつか死ぬことも分かってるけど、そりゃひとときでも長く生きたい。
環さんも芹澤も途中で拾ってくれた人々も皆良い人で恵まれてましたね、良いことです。
長旅の時にルージュの伝言流したくなるのとてもよく分かる。
色々な人に恵まれて託されて、物やら受け継いで、今度はすずめがすずめに椅子を託すの、とても良かったです。
子供の涙には弱いので少し泣きました。
あとダイジンをとても愛したかったです。可哀想。
ダイジンっぽいってのがイマイチピンとこなかったな。
娘とデートで鑑賞。
昨年から小学生の娘と約束し、予習に「天気の子」を一緒に観て気分を盛り上げたままになっていましたが、ようやく観に行けました。
すごく観たがっていた娘に対し、私は正直そこまで期待はしていなかったのですが・・・良かったです。
何よりまず序盤のロケ地が私の故郷だったこともあり見覚えのある風景がいくつも出てきて、絵の美しさと相まってテンションが上がりました。
あとメガネくんの愛車からのBGMも昭和生まれにはドストライク過ぎました。
途中まで設定に無理があるなあとか若干思っていましたが、忘れもしない3.11に繋がる流れに心が震えました。
ロケ地に使われたこともあってかローカルのテレビ番組で新海監督がインタビューを受けていた際に
「何気なく日常で繰り返されている「いってきます」「いってらっしゃい」がどれだけ奇跡的なことか。」
とおっしゃっていましたが作品を観てあらためてそれに気付かされました。
年齢的に3.11をリアルタイムでは知らない娘ですが、後半涙を流していたので、鑑賞後に東日本大震災という未曽有の災害のことを話してやることができました。
今ここにある現実は決して明日も保障されているものではない、それだけに当り前だと思っている一瞬も大切に生きていきたいと思い出させてくれる映画でした。
良かったので印象変わりました
個人的に新海さんのシリーズはあまり好きではなく、友達の付き合いで実はいやいや鑑賞でした笑 が!良かったです。
それぞれの場所に賑やかな時代があって…、それを思うとなんか泣けました。見て良かったです。友達に感謝です笑
戸締りからのいってきます!
現在国内トップのヒットメーカーだけに予算は潤沢で映像は無駄に派手だが、少々リアリティーに欠けるファンタジーな作品。
あくまでもファンタジーとしてなら楽しめるけど、本作は実際の災害をモチーフにしていて少々割り切れない面もある。
作品導入部からして少々強引で、ちょっと作品世界に入り込みづらい。初っ端、鈴芽と草太との出会いのシーン。あれは鈴芽が草太を綺麗とみとれて、その後学校に行かず引き返して追っかけるのは不自然。せめて下校時に出会ってたならわかるけど。
鈴芽が幼い頃、常世で草太と出逢っているんなら、最近頻繫に夢で見る彼だと思い出して追っかけるという風にすれば説得力はあったかも。確かに以前出会ったかのような発言は後からしてるけど。
また椅子にされた草太と共に要石を追っかけ、フェリーに乗り込んでそのまま駆け落ちみたいになるのも少々強引。叔母との暮らしに閉塞感を抱いていて逃げ出したかったのか。
と、この辺りまではなかなか作品に入り込めなかったが、その後椅子となった草太とのロードムービー調の展開になり、やっと追いつけた感じ。とにかく椅子の姿になった草太が可笑しい。
そしてここから閉じ師の末裔草太と鈴芽の後戸を閉じる旅が始まるわけだけど、この閉じ師とはあくまでも創作上のもの。ただこの作品世界ではいつから彼らが活動してるのかは定かではない。
そもそも、常世から後戸を通って災害をもたらすというミミズが過去の被災地の亡霊みたいなものだとすれば、過去の被災地を回れば災害を事前に防げるということか。
今回、鈴芽が要石を抜いたことから各地の後戸が開いてミミズが出現してるというわけではなさそう。
しかし、この作品世界では重大な役割の閉じ師が一人で各地を回ってるというのもちょっと変。もっと多くの人間が手分けをして行えば災害を抑えられるはず。閉じ師が後戸を閉め損なったために災害が起きてるわけだから。
などなど、設定に疑問点が多いのとキャラクターの心情にもあまりついていけず、ちょっと感情移入しづらい作品。
叔母との駐車場でのいざこざのシーンはせっかく本作で唯一リアリティーがあったのに、その後は何もなかったように。
絵はきれいだけど、最近見た「鏡の孤城」や「スラダン」には及ばないかも。
クライマックスがもう少し、もう少し盛り上がっていれば
冒頭から中盤までは、テンポよい展開と映像美で引きこまれて面白かった。
音効もすばらしく災厄シーンでは劇場がビリビリ響いて迫力がすごかった。
映画館で観て良かった。
後半も良かったけど、中盤までの感動や衝撃を超えないんだよね。
クライマックスに向けて、もっとストーリなり作画で盛り上げて欲しかった。
「ダイジン」がただ可愛い。ミステリアスな存在と猫の姿がマッチしてました。
ただダイジンの目的や心情の変化について、もう少し説明が欲しかった。
全て説明してくれとは言わないが考察するにしても情報が足りなすぎる。
あとは「こんなに綺麗だったんだな」って感想に対し、
すずめが「え?ここがきれい??」の返答について、最初はすずめにだけ何か
見えてるのかと思ったけど、真意を理解して息を呑んだ。
圧倒的な表現、だけど……
すずめの戸締まり
エンタメアクションは最高
アニメでのエンタメアクションは本当に地球トップかも知れない。完璧に作り込まれていて見慣れていると思う心に新鮮な空気を流してくれる。爽快感もある。
そこは非の打ち所がない。ありがとうございます。
ただ一つ、なぜ主人公の女の子がそんなに相手を好きになったのかだけが全く共感できず、そのことが頭にずっと引っかかり、全ての楽しみを奪ってしまった。
新海誠作品はそういうもの。というのもわかる。でもそれでまとめてしまうのには勿体無い素晴らしいものがぎっしり詰まっているのに…なぜそこだけ新海誠の受けないところを磨き上げてしまったのか…
もっともっと新海誠の毒をうまく抜いた、はっきり言ってしまえは童貞臭さを抜いた作品を見てみたい。
一緒に見た妻は「男が思ってる女はこうであってほしいというイメージが気持ち悪くて腹たった」との感想でした。
新海誠というネームバリュー+野田新次郎の音楽 才能と才能の相乗効果...
自己を肯定するのみ
16歳となるすずめの反抗期なのか?自身の行動について自己を肯定することで前に進む。
そして旅先で出逢う人たちの優しさ。
目的はたまたま杭を抜いたことにより起こるんだけど、自己が行ったこの行動に対する対価はなんだったんだろう。
そしてその杭は東西それぞれにあると云いつつ、もう1つはだれが抜いたのか?もし抜いたのがネコなら終盤のネコに対する問答が意味をなさない。その点どうしても納得いかなかった。
そして主人公の背負ってきたものは理解できるが、彼女が伯母に対して持つ歪んだ想いと自身の行動の整合性のなさ。
そして何よりネコがどういう理由で彼を椅子にしたのか?自身の身代わりという理由のみで行ったのなら、杭自身にも想いや意思があることになり、その意思を自身の都合で杭に戻すことへの歪みはないのだろうか?
自然災害により苦境に立たされた人々の苦悩は理解出来るが、そのことと自身の行動が正解ということはイコールではないのではないかと感じてしまった。ただ派手な演出の連続なので、その点は楽しめました。
また(裏)設定が旅をテーマにしてる様に思え、魔女を思い浮かべてしまいました。なので出来ればあの曲は使わないで欲しかった。
さいごはグッときた
新海作品にハズレなし。話の展開も早くて引き込まれた。また映画後半の画面は迫力があった。地震を引き起こすミミズと(天気の子の)雲の中の竜の描き方や、前半の「ええっ?」というすずめのセリフ・反応が、(君の名はの)三葉の感じと被って見えて、「うーん、新海パターン!」と思えるところもちょこっとあったが、幼いすずめに、今のすずめが「これから良いことが沢山あるから(人生は素晴らしい)」と伝えるシーンのところなどはグッときた。何回見てもいいと思える大変良い映画。前作とはテーマがちがうけど、自分の好みとしては「天気の子」かな。
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すずめの尻拭い
見る予定は予定は無かったのですが、友人に誘われて鑑賞しました。新海監督作品を見るのは初めてです。予備知識は特に無かったのですが、周りの子達はよく見てる作品だなぐらいの印象でした。
私のように歪んだ目でしか作品を見れない人にとっては、微妙に楽しみづらい作品かもしれません、、。
世間知らずで高校生ぐらいの年代の子に憧れてる小学生〜中学生が対象の作品かな。モヤモヤした点を全てこの世界線では普通のことで、こんな展開も主人公の運命で引きつけられるように起こってしまった出来事なんだと思えば大人でも面白いかもしれませんね。
小さい田舎の島に住んでて、いかにも島の人間ではない他人に空き家の場所を教えるとか。危険だと分かってて立ち入り禁止区域まで行って、いかにも何かを封印するために置いてありそうな石像を取ってしまうとか。自分のせいで他人が呪われときながら私が"手伝います"とか。
このヒロイン、馬鹿なんじゃないかと思うシーンが度々あります(^^)
でもヒーローに関してはそんなヒロインの真っ直ぐで一生懸命で天真爛漫なところにときめいてるんですよね。まあ、呪いにかけられたのもこのヒロインのせいなんですけど。やっぱり男にはこういう身勝手な女が好きなのか、、と思わせるような主人公です。主人公共感はあまり出来ません。
お話し上の歴史とかにも気になるところがあって
地震を起こすのはミミズって、、、なんか微妙。
地震とミミズってなんか関係あるんですか?現実的な感じで「ああ、昔から言われてるこれってこう言う解釈もできるよな、!」みたいな感じだとナマズとか、空に昇っていく災いの元として描くなら龍とか、他にもあったのでは。
あとすずめ自身が過去の自分に対面することで、過去の自分を助けるみたいなハリポタ的展開、エクスペクトパトローーーーナムです笑
他にもいろいろパロディみたいなシーンが多かったですね、ヒロインが走ってる時に転けるジブリ的なシーンとかわざとらしいのに笑に来させてるわけでもない場面が多々。
細かいことを気にせず大まかな話としてみれば面白いですし、今自分が暮らしている日本とは似た別の異世界で起こってる話だと思えばいいんじゃないでしょうか。
東北の大震災を交えたシーンは、小さなすずめちゃんがお母さんを呼ぶ声に自分が子供の頃迷子になった時の心細さと何倍も辛いだろうとか、お母さんや暮らしていた町がもう帰ってこないことを知りながら俯瞰して見ているどうしようもない切なさとかでずるい泣かせ方をしてくる場面もあるし。
彩度高めの繊細な日常の描き方も見どころだと思います。一回見れたら満足です(^^)
過去に闇を抱えた元気系ヒロインが椅子に変えられたイケメンと猫を追いかけるうちに災いを封印しながら気づいたら自分探しの旅に出いて日本を巡り一回り大きく成長する笑いあり涙ありのお話しです。
それされたら泣いちゃうよ
ラストシーン、子供の頃のすずめが泣いていて「それされたら泣いちゃうよ」って思いながら映画館で泣いた。
アニメ映画基本信用していない、映画館で見る意味あまりない、という派閥なんですが、新海誠だけは別格かなあ。
嫌いな人もいるみたいだけど、君の名は、天気の子から続くこの3部作は個人的に結構好きよりだったなあ。
椅子が走るくだりだけはまじ意味わからん。あとサダイジン。
地震をムカデに喩えるのとかは、面白くて納得感得られやすくていいなと思った。
何も調べずに観て下さい。
普段アニメが好きじゃない僕ですが観ましたよ。
初、新海ワールド。
観た時に、観たい映画すべて観てしまい、観る映画なかった事、
『天気の子』がアメリカで上映された時の様子を過去にニュースで観ていて、監督の事を気になっていた事、
テレビで、極楽の加藤さんが、監督に、
“このテーマ”を扱うっていう事は…
ってインタビューしてて、
“このテーマ”が何なのか気になり確かめたくなったから。
結論を言うと、これが大当たり!!
久々に映画で泣いてしまった。
初めて観た日に、すぐ2回目を観たくなり、同日に急遽2回目を観ました。
今までに4回観ていて、最低あと1回は観る予定です(笑)
映画館で流れていた予告を観ていて、
ラブストーリーっぽくてな…
イスが歩いたりとか子供向けだな…
と思ってたけど、
いざ観てみたら、恋愛要素は薄く、子供向けどころか大人向け。
子供が観ても分からないのでは?
名作だと思う。
出会えて良かった!!
まだ、ご覧になられてない方は、ぜひ何も調べずに観て下さい。
エンドロールに歌が流れますが、余韻が凄いので、
映像と音の良いドルビービジョンが、オススメです。
さぼり同士気が合う
女子高生のすずめと椅子になった男が、各地の扉から邪悪な物がでてこないよう全国をまわる話。一応感動作のよう。
新海は狭い描写は上手いが、広いものはそれほどでもないのかもしれない。
今作は「君の名は」と比べるとテーマこそ重いものの、
やりたいことが先行しすぎで詰め込み過ぎ、洗練されておらず浅く粗末な出来である。
そしてややジブリテイスト。
監督自身の「君の名は」の成功に引っ張られ過ぎているのもあるのだろう。
良い点
・芹沢>>草太
・チカやルミのショートストーリー
・絵は基本的に綺麗
・棒読みがほぼ居ない
悪い点
・椅子男が不要なシーンで劇場モード(逆棒読み)
・唐突すぎる変身
・CGの椅子仕様が手抜きにも思える。
・地名を前面に出しすぎ
・猫の心理や能力が雑。幼稚風な仕様は手抜き。
・チカやルミの話を出すまではいいが、シーンの繋ぎが猫任せで苦しい。
・普通に考えて追いつけない無謀な追跡。
・目撃前に何故かカメラを構えている人
・唐突なすずめ任せ
・都合が悪くなると魔法でちゃんちゃん
・悪者のCGや質感に品が無い。手抜き。雑。
・311が記号的な扱い
・謎の猫が唐突に追加。かわいいだけ。
・爺さんの心理描写が唐突
・タマキの心理描写が唐突
・ミノルの扱いが雑
・基本的に登場人物の扱いが雑。
家なら号泣
今年の映画始め。
「君の名は」と「天気の子」は個人的にはダメでした。
この二作で、自分は新海誠アレルギーだと自己診断してしまったので腰が上がりませんでした。
なのでパスするつもりでしたが、何故かふと思い立ち、公開後2か月経ってからようやく映画館へ。
結果、観てよかったです。
パスしなくて本当によかった。
映画館を出てから5時間ほど経った今も余韻から抜けられません。
内容については皆さんがもう既にレビューし尽くしていらっしゃいますので私ごときが今更・・・というところですが
何かを言わずにはいられない、という心境です。
そういうわけで、つらつらと・・・。
しかし、あれですね、たった二本観ただけでその作者を「この人はこう!」と決めつけてはいけませんね。
人生の大損をするところでした。
この傑作が誕生するためには、まずその前に「君の名は」と「天気の子」という○○〇な作品の誕生が必要だったということでしょうか。
(両作のファンの方には申し訳ありません。あくまでも個人的な感想ですのでご容赦ください)
名作「続・夕陽のガンマン」が生まれるためには「荒野の用心棒」と「夕陽のガンマン」を通過しなくてはならなかったように。
(違うかな?合ってるかな?)
ラスト近くのあの場面では、映画館でオッサンが一人で泣いてるのを周囲に悟られないようにするのが大変でした。
長いエンドロール、こういう時は有難い。
家なら号泣でしたね。
この傑作に出会えたことに感謝。
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