劇場公開日 2022年11月11日

「家なら号泣」すずめの戸締まり さるばばさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5家なら号泣

2023年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年の映画始め。

「君の名は」と「天気の子」は個人的にはダメでした。
この二作で、自分は新海誠アレルギーだと自己診断してしまったので腰が上がりませんでした。
なのでパスするつもりでしたが、何故かふと思い立ち、公開後2か月経ってからようやく映画館へ。

結果、観てよかったです。
パスしなくて本当によかった。
映画館を出てから5時間ほど経った今も余韻から抜けられません。

内容については皆さんがもう既にレビューし尽くしていらっしゃいますので私ごときが今更・・・というところですが
何かを言わずにはいられない、という心境です。
そういうわけで、つらつらと・・・。

しかし、あれですね、たった二本観ただけでその作者を「この人はこう!」と決めつけてはいけませんね。
人生の大損をするところでした。
この傑作が誕生するためには、まずその前に「君の名は」と「天気の子」という○○〇な作品の誕生が必要だったということでしょうか。
(両作のファンの方には申し訳ありません。あくまでも個人的な感想ですのでご容赦ください)

名作「続・夕陽のガンマン」が生まれるためには「荒野の用心棒」と「夕陽のガンマン」を通過しなくてはならなかったように。
(違うかな?合ってるかな?)

ラスト近くのあの場面では、映画館でオッサンが一人で泣いてるのを周囲に悟られないようにするのが大変でした。
長いエンドロール、こういう時は有難い。
家なら号泣でしたね。

この傑作に出会えたことに感謝。

コメントする
さるばば