サバカン SABAKANのレビュー・感想・評価
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ちょっと期待はずれ
評価が高かったので、ちょっと期待しすぎちゃったかな。
「そこそこ大人のツッパリ、小学生に難癖つける?」「小学生高学年とはいえ、あの距離一息に泳ぎきれる?」と、いちいち気になっちゃって、竹ちゃんのお母さんが事故にあっちゃうのもなんかありがちといえば、ありがちで…他の教科はダメダメなのに作文だけ、突出して才能があるっていう子っているのかなぁ…と、思ったり
あの年頃の男の子のひと夏の思い出、とはいえ、いろいろ詰め込み過ぎ感がありました。
でも、竹ちゃんを見送った後、お父さんに抱きついて号泣する主人公には思わずもらい泣き。
竹原ピストンの「酒と涙と男と女」が聞けてよかったです。
知らないはずなのに何故か懐かしかった
むっちや自分の小さい時が蘇る
やさしい気持ちになれる
流れる音楽やアイドル、学校の感じなどが子供の頃を思い起こさせてくれる。
友達と遊び終わって帰るときは「またねー」だったなとか…
何でもできると思ってたことも、思い出させてくれました。
みんな、何してるんだろう…
友達って思っていたみんなが、同じように思ってくれていたらいいな。
スタンド・バイ・ミーだなあ
王道青春活劇
小学生2人がイルカを見に“ブーメラン島”を目指す青春冒険物。
道中に商店の店主と喧嘩したりヤンキーに絡まれたりするシーンなどスタンド・バイ・ミーを彷彿とさせた。
かけがえのない友情、家族の暖かさ、年上のお姉さんへの憧れ、少年時代の甘酸っぱさが感じられるそんな作品。
久しぶりに良い映画に出会えました
最後まで席を立たずに観て下さいね。エンドロール始まって席を立つと後悔します。
草薙君がもったいない
1980年代中盤の文化の中で育つ少年たち
感動、感涙。
よき映画でした。
二人の少年による、一夏のスタンドバイミー的な友情譚。
1986年の文化がそのまま画面に再現され、主人公のいとこがダビングしてくれた斉藤由貴の曲がAXIAのカセットテープだったのと、斉藤由貴のピンナップにチュー(キスってよりチュー)するシーンに爆笑。
あと、当時の親って、気軽に子どもを引っ叩いたよねってとか、男の子は年上のお姉さんのおっぱいばかり見るもんだよね、とかあたりの描写にもにんまり。
タイトルの「サバカン」が示す意味がわかったとたん、染みて。
主人公を抱きしめる両親のシーンに涙が出てしまった。
昭和ノスタルジーに安心して身を委ねられる至福時間
竹ちゃん、またね。またね久ちゃん。
「またね」という言葉がこんなに沁みるとは。。。
弟を叩く兄、その兄の頭をはたいて叱る母、普段は冗談を言ってばかりだけど、ここぞという時に現れてはさりげなくサポートして包み込んでくれる父。
これぞ昭和ノスタルジー。
ストーリーはこうなってこうなると容易に想像できるが、後半、竹ちゃんの母の葬儀に訪れた久ちゃんの顔を竹ちゃんが見たシーンで涙腺が緩んだ後、貯金箱に貯めてたお小遣いでありったけのサバカンを買って竹ちゃんに渡すシーン、いつも竹ちゃんにミカンを盗まれては叱っていたミカン農家のおじちゃんが袋いっぱいのミカンを売り物にならないボロだと言って竹ちゃんに渡すシーン、列車で遠ざかる竹ちゃんと見送る久ちゃんの「またね」の応酬、列車の中で食べたミカンが最高に甘いし、迎えに来た父が「家に帰って母ちゃんの前で赤ちゃんみたいに泣くんじゃないぞ」と言いながら抱きしめるシーンに家の前で帰りを待っててくれて無言で抱きしめてくれる母、そしてエンドロール後に明かされる竹ちゃんの絵、と涙腺閉じるヒマは全く無い。
古き良き時代、昭和という時代の大きさにすっぽり包み込まれて映画館を立ち去るとき、とてつもない懐かしさと幸せに包まれる。
こんなに後味の良い映画ってなかなかないと思う。
がしかし、一つ落とし穴があるとすれば、パンフレットが映画館で買えないこと。
ストーリーも、役者さんの演技も、音楽も、そして風景もとても素敵でパンフレットを買って帰ろう!と思ったら映画館では販売してないって。。。
何度も繰り返して観たい映画ではないけど、映画館で観た後はDVDを購入して、夏の終わりにふと観返したくなる映画だと思う。
ボロは着てても心は錦。
「またね」が深い。
映画を観終わった後のおやつはカップケーキ、夜は河島英五さんの曲を聴きながら行く夏を惜しみたい。
映画館で観る際は大きめハンカチ忘れずに。
またね、竹ちゃん。またね。またね。
子役のいい映画は、ずるい。多少の無理設定も、全部許してしまう。この二人の少年の瑞々しさが、夏の思い出をキラキラしたものにしてくれる。
そして、大人たちもいい。地方で伸び伸びと育つ二人の母親に尾野真千子と貫地谷しほりをもってくるなんて、今の日本映画では最強タッグだと思う。それにしても尾野真千子のバチコン!と音が聞こえる頭の叩き方がとってもいい。怒ってるんだけど、愛情しか感じない。旦那が竹原ピストルだから更にいい。愛情一途だもの。
最初はよくある冒険譚、と思いきや、ラストの演出の巧みさに涙が禁じ得なかった。今の久田の状況も、全部描かなくても、全部わかる。絶妙な匙加減。そして、現在の竹ちゃん。そう演出するのか。むしろそれでこそ、現在の対比として少年の思い出が、久田少年の懐っこい笑顔と竹ちゃんの最後の笑顔が、こっちの心にも大きく刻まれてしまった。
海のトリトン
斉藤由貴とキン肉マン消しゴムが大好きな小学校5年の久田。昭和を感じる背景ばかりで懐かしかったけど、思わず食い入るように見てしまったのがTVで再放送されていた「海のトリトン」だった。さすがに斉藤由貴のポスター(とは言ってもカレンダーの写真)にチューするのはやり過ぎ!しかも12月のカレンダーだから、夏にはもう汚れてしまってる気がした。
ひょんなことから仲良くなってしまった久田と竹本。家がボロボロだからといってクラスで友達ができない竹本に対して、唯一笑わなかったのが久田だったのだ。イルカを見るために小冒険に出かけた二人。不良に絡まれたり、溺れそうになったり・・・そんな時に助けてくれたのが金山(八村倫太郎)と女子高生の由香(茅島みずき)だった。
ヤンキーの不良ぶりとか、内田のじじい(岩松了)の姿とかも印象に残るものの、金山と由香のエピソードがちょっと足りないような気がした。名前からもハングルをすぐ読めることからも、二人は在日朝鮮人なのだろう。広がる海の彼方にはまだ見ぬ祖先の故郷があるはずだ。はるかな波の向こうには夢の世界があるのだろう・・・と考えていたのかもしれません。逆に、少年たちは未来など求めていない。現実あるのみ!と受け取れた。
イルカを求めて冒険する2人の少年。脳内には「海のトリトン」のテーマ曲が駆け巡っていたのですが、ここで「イルカにのった少年」の城みちるがサプライズゲストで登場すればもっと面白かったのになぁ。そして、久田の父役竹原ピストルが歌う「酒と泪と男と女」。いや、子どもには難しかろう・・・ちょっとチグハグな感じもしたけど、大島ミチルの劇伴(BGM)が素晴らしく良かったので気分はもう少年時代。思いっきり久ちゃんに感情移入してしまった。タンタン岩、ブーメラン島・・・RPG気分。そういや86年はRPG「ドラゴンクエスト」が発売された年。どことなくドラクエ風の音楽(オーケストラバージョン)でもあったなぁ♪
そして悲しい別れのシーン。海辺を走る電車がとてもいい。岩松了の登場でさらに涙腺崩壊。典型的なお涙頂戴ストーリーなれど、昭和を生きてきた人にとってはグサリと刺さるはず。そして今日は8月31日・・・宿題仕上げなきゃ。懐かしい。まぁ、俺は8月30日にはやり終えたけどね・・・読書感想文は後に延ばして・・・
映画の帰りにサバカン寿司を食べてみたくもなったけど、家にサバの水煮が一個あるのでそれで我慢。何しろアルツハイマー認知症予防にもなるため、定期的に食べています。最後に、おっぱい好きは少年だけではないぞ!と言いたい。
では、またねー
忘れられない夏
その時代に生きていないけど
評判だったので鑑賞
ラストのエンドロール前のシーンで思わず泣いてしまった。
等身大の小学生がそこにはあって、きっと俺もあの子たちと同じ時間は過ごしたんだろっなーって。
両親役の2人も良いよねー。
お父さんが自転車整理してあげたりするところとか。
あと、帽子を託して負けんなよ、、、
いーね。
80年代を俺は生きていないけど、彼らと同じ時間を自分も過ごしてたよなーって思える映画だった。
夏の終わりに見たい映画。
主題歌好き。
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