映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝のレビュー・感想・評価
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面白いけど…
今年の映画クレヨンしんちゃん、家族愛がテーマということで見てきましたが、普通のアニメ映画なら素晴らしい完成度!なんですが、クレしんはレベルが高すぎる!特に去年の傑作が凄すぎただけです。ちゃんと今回もいい映画なんですよ。でも、流石に去年と比べるとちょっと劣るというかなんというか。泣けるシーンも笑えるシーンも多く、満足感は高いのですが、一昨年のラクガキングダムと似たような現象が起きてしまっていて、ラクガキングダムは登場人物が多すぎて回せていない事が少し欠点となっていたのですが、今年のは起こる事が多すぎてごちゃごちゃした印象がありました。例えば、忍者がテーマなのに最後は動物&ロボット?で終わるとか、くノ一忍者にキレられて長老?みたいな悪役がすぐに退場させられるとか。これだけの出来事が有れば、ちょっと分かりずらいかな?という感想でした。しかし、普通のアニメ映画なら傑作ですよ。クレしんだからハードルが高すぎただけ。今年の映画の中で個人的にはコナン以上ドラえもん以下って感じですかね?それでも、ちゃんと笑えて泣けるいい映画になってますので、是非皆様も一度ご覧になってはいかがでしょうか?(個人的には、最後のへそを閉めるシーンでゴリラのお父さんが手伝ってくれたらもっと良かったかも)
「あくまでも」ギャグが原点
前作が良すぎたためか、このノリで観てしまうと痛い目に遭ってしまうかも知れません。
私はどちらかといえば前やったカンフーに近いのかなと思いました。結構ツッコミどころも多くまあそれなりに楽しむことができますし、親子揃ってなら思わず泣けちゃうシーンもあって良いと思います。
また野原家だけの活躍というわけでもなく、へそ隠家だけの活躍というわけでもない、最後は防衛隊も加わって「トゥモロー!!」となっていたのが印象的でした。
あと最後に伝えたいのはなんと言ってもギャグ漫画だということです。「げらげら笑おう」と予告にもある通りやはり映画クレヨンしんちゃんの根本にはギャグ、笑いがあります。涙はあくまでも後からついて来るもんだということを忘れないでください。ただ今回物語が同時並行して進むので理解するのに少し苦しむ人も居るかも知れません。
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