「今回は忍者映画であり親子愛ドラマ」映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
今回は忍者映画であり親子愛ドラマ
TOHOシネマズ渋谷にて鑑賞。
映画館で『クレヨンしんちゃんシリーズ』を観るのは3年ぶり。
本作は「シリーズ30作目」であり、予告編で「しんちゃんの出生の秘密が…」などとあり、キャッチコピー「おらは誰の子?忍者の子?」とくれば、観るしかない(笑)
今回は忍者映画であり親子愛ドラマが見られる作品であり、それなりに楽しめるエンターテインメント映画であった。
クレヨンしんちゃんシリーズは、もともと、子供たちが幼かった頃にTV見て、映画公開されたら連れて行った「子供向け映画」として観始めたのだが、『オトナ帝国』&『戦国大合戦』と2作続けて傑作だったあたりから「オ~ッ!」となって「子供は都合が合えば連れて行く映画」となった(笑)
しんちゃんが「永遠の5歳児」なのは有名な事実なので、本作冒頭で「5年前」とテロップが出ただけで、「あ~、しんちゃんが生まれた時のエピソードになるのか…」と思ってしまう(笑)
そして、しんちゃんは「しばた産婦人科」で生まれる場面。
すぐに現代に戻って、忍者の母子がやって来る。そして、「その子(しんちゃん)は、実は私の子供。産婦人科で取り違えがあったのです…」と物語が始まり、しんちゃんは忍者の世界へ。
「忍法かなしばりの術」などバカバカしい忍法などもありつつ、やはり一番テキトーなしんちゃんが「こんな時は忍法できるようになる」あたりのイイカゲンな感じが楽しい(笑)
「クレヨンしんちゃんシリーズ」は、本作も観て、現時点では結局、全作観ているが、大人にも見応えあるクオリティを期待したい。
エンドロール後に、次作(31作目)の予告「次は『しん次元』…」とあり、今から期待している。
<映倫No.123071>