「数々のオマージュと風を感じる映画」映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝 コバヤシマルさんの映画レビュー(感想・評価)
数々のオマージュと風を感じる映画
内容は永遠の5歳児野原しんのすけと野原家を取り巻く現代の忍者村でのドタバタコメディアニメ映画。好きな言葉は『偉そうな態度をしている人は、だいたい悪者だぞ』と『風間くんが大きくなったミニ豚なんて!ごじらせてる所が風間くんらしい』でクレヨンしんちゃんの世界観を表してるなあと感じた。映画中盤ではキングコング・ドラゴンボール・ナウシカ・カラクリサーカス・パシフィックリム等作品の影が多すぎて迷子になってしまいそうで、事件と方向性を一つに統一感持した方が面白い様に感じた。好きなシーンは犬笛で殺し屋を呼ぶシーンでカッコよかった。敵役ではベートー弁慶が口遊む交響曲が好きです。出オチが観ていて清々しい。キャラクター外面が多すぎて結末では風呂敷の畳み方が荒すぎた感覚は否めません。映画タイトルが珍風伝だけあり風で感情表現する所は真似てても素晴らしい出来だった様に思いますし、来年のシリーズも期待したいです。
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