「山口紗弥加が効いている」劇場版ラジエーションハウス Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
山口紗弥加が効いている
クリックして本文を読む
スーパーマン的な主人公が大活躍してなんとかしちゃうっていう分かりやすい展開がいいの。
それで人の生き死にが関わるから、どうやっても気持ちが動くの。
だからストレスなく観られる。
前半は山崎育三郎・若月佑美夫妻の話なんだよね。
「こんなひどい話を」って感じなんだけど、なので観てしまう。
ここのクライマックスの『雨だ』を連呼する山崎育三郎は良かった。振ってあった回想をここでかぶされたら泣いてしまう。
若月佑美もやっぱり良かった。色んな作品に出て欲しいな。
後半は、本田翼をラジエーションハウスのみんなが助けにいくの。
これは、もう、絶対、助けにいくんだよね。分かってんの。
それでも、本田翼が追い詰められて、独りで苦しんで『どうしよう?』ってなってるところに、メンバーが船から上陸してくると「よかったあ」って思う。本当にヒーローに見えるね。
実生活でも独りで「どうしよう?」と思ってるところに、予想外の誰かが助けに来てくれるとすごいホッとするしね。
そこからは淡々と進んで大団円かな。
後半のメインエピソードより、前半のサブエピソードの方が心が動くというのが短所と言えば言えるかも知れないけど、面白いから文句なしかな。
コメントする