バブルのレビュー・感想・評価
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オンライン試写会当選だしネタバレはなしで。
今年118本目(合計392本目/今月(2022年4月度)28本目)。 Filmarksさんのオンライン試写会にあたったので視聴。ちなみに、ここ(映画.com)と違い「1度しか見られない」という制限がつきます。私がみたとき(きのう、24日)は回線が混んでいたのか、かなりもっさりとした動きでした。 もともと以前にもNetflixや他の媒体などでも試写会はあったようで、他の方も詳しく書かれています。世界観が独特というか、「バブル」、つまり、「泡」であることはわかるのですが、一見して8割でもストーリーを理解するのはちょっと難しいかな…と思った一方、他の方も書かれていたように、ビジュアル面ではかなり目を見張るものがあります。 私はネットフリックスは契約しているので(ネットフリックス上での)正規の公開日には見ることができるし、この手の映画は「大きなスクリーンでみてなんぼ」の映画なので、もしかすると(映画館上の)正規の公開日に行くかも、です。 上記の通り「1回しか再生できない」「かなりもっさりした動き」ということもあって、完全にストーリーを追い切れていません(ビジュアル面は良かったかなぁ、という印象ですが…)。ただこれは、オンライン試写会のシステム上の問題や設定(何度でも再生できるようにすると、著作権上危ういことにもなりかねない)もあるので、そこは減点にしていません。 ストーリーとしても、「若干人を選ぶかな…」という部分はあったのはあったのですが、上記の理由で「全てを追いかけられていない」という事情があるので(かつ、元コミックなど元ネタがない模様なので、調べようがない)、これらを含めて減点対象にできず、便宜上の減点なしにしています。 ネットフリックスを契約している方ならその公開日、映画館で観たいなと思う方には、5月のアニメ枠としては一押しかな、という印象です。
エアギアと進撃と何か他色々
受肉した泡とエレンくんその他がエア・トレック履いてボーイミーツガールする世にも奇妙な物語。 オンライン試写会で鑑賞。映画館でみたらそれはもう綺麗な映像に圧倒されるだろうな、と思うけどそれだけ。一般受けはするんだろうな。 演出・ストーリー:★☆☆☆☆ 伝えたいことが全く分からん。心に何も残らん。人間関係の変化があちこちで起こるけどそれに至るまでの描写があっさりし過ぎてるからちょろい人間しか居ないように見える。そういえば鬼滅もそうだな。 モーション:★★★★★ これをもっと進撃で観たかった…… 音楽:★☆☆☆☆ 綺麗だけど蛇足が多い。足し算だけしてる印象。 作画:★★★★★ ずっと美術画集のようだった。映画館のスクリーンで観たら圧倒されっぱなしだろう。 キャラクター:★☆☆☆☆ シルエットで区別が付く描き分けだけど魅力はない。誰にも共感できないまま終わった。主人公の嗚咽シーンは興醒めしてしまう演技でしんどい。 何かよく分からんけど映像キレイだしメリバだけどハッピーエンドかもしれないな、という感じで単純な物語だからアニメ映画観てる層にはそこそこウケそう。個人的には面白さがわからなかった。
東京ウォーターワールドなス〇イダーバース
重力を操る泡「バブル」が降り注ぎ、重力が壊れた東京を舞台とする、所謂ウォーターワールド的ディストピアものにして、劇中でも触れられるアンデルセンの『人魚姫』をモチーフとしたメロドラマにして、グラビティ(=パルクール)・アクションが見もの。ただアクション描写はパルクールというより、『スパイダーマン:スパイダーバース』要素がかなり強い。 主人公ヒビキとヒロインのウタの関係の進展ぶりに駆け足感があるし、聴覚障害を抱える主人公というのも『ベイビー・ドライバー』チックだし、そもそも人間と○○の恋愛というのも『シェイプ・オブ・ウォーター』のプロットだったりと、キツイ言い方をすればオリジナリティに欠ける“良いとこ取り”なアニメと斬ってしまいがち。でもアップになったキャラクターの表情の美麗さは目を見張るものがあるし、2人に待ち受ける顛末、そして売りとなっているアクション描写の描き込みは素直に拍手を贈りたい。 メイン2人を本業が声優じゃないキャストが演じているも、彼らの知識が皆無だったので特に違和感を感じなかったのが幸い。そういえば、あるキャラクターの声を宮野真守が担当しているのも、『スパイダーバース』の影響を感じずにはいられない。 Netflix版が先行配信との事だが、大スクリーンで観ても宜しいんじゃないでしょうか。
『じゃあね、またね。』の意味が沁みます。
試写会に参加させていただいたのですが 上映前にりりあ。さんによるエンディングテーマ『じゃあね、またね。』の弾き語りを聞けるという、非常に貴重な体験をさせていただきました! 顔出しされていないってことで、劇場の近くの部屋とリモートで繋いでの弾き語りだったのですが もう、とにかく心を鷲掴みにされました。 声の表現力がすごい。暖かくて切なくて可憐で。繊細な息づかいに思わず涙が←まだ早いっての。笑 監督がヒロインのウタ役にオファーしたのも納得。 アフレコ当日は、普段のままのりりあ。さんの声が撮れるよう、とにかくリラックスしてもらうことを心がけたそうです。 評判通りの美しい映像。 評判通りのスピーディーで縦横無尽なアクション りりあ。さん演じるウタの声に魅了されました。 鑑賞から2日経ちますが、ずっと『じゃあね、またね。』のメロディが頭に流れて心地よい。 どうしても『未知との遭遇』や『天気の子』がよぎる部分もありますが、ラストはものすごく壮大なテーマに着地します。 最近見た『やがて海へと届く』も命を俯瞰で捉える映画でしたが、さらに上をいく俯瞰!! 考えると気が遠くなりますが、地球上でチマチマ戦争しているのが馬鹿らしくなります。 そんなことで大切な命を落とさなくても。 アンデルセンの『人魚姫』がモチーフとなっていて、劇中でも出てきます。 アンデルセンが原作で伝えたかった“命よりも大事な感情”がより具体的になっていて嬉しかった! (『リトル・マーメイド』はアンデルセンからインスピレーションをもらった別の物語なので。あと『雪の女王』は姉妹の物語ではありません。笑) 『みにくいアヒルの子』でも、命より美しさを求める心の葛藤が描かれていますし、“命よりも大事な感情”はアンデルセンにとって重要なテーマだと感じています。 これでやっと人魚姫も風になって子供達を見守れるわ。 いや。風になるって、むしろこの事だったのか!元素レベルのサイクル。 大好きな原作を、より深いものにしてくれました。 おそらく多様性も意識してキャラクターを設定しているのではないかと思いました。 ハンディキャップ 音に過敏 自分の声で話さないキャラクターは、心や体の問題で話せないのかも? 広瀬ありすさんも良かった。 音楽も良かった。 映画を見終わった後、エンディングで流れる『じゃあね、またね。』の意味が沁みます。 TOHOではIMX4Dもあるらしいので、そっちも楽しそうだなぁ。
#バブル
完成披露イベント&試写会にて鑑賞。 パルクールのアクション、スピード感、躍動感溢れる動きと幻想的な美しさの表現がものすごい!! «謎の泡»に包まれてしまった廃墟都市東京で繰り広げるパルクールと友情と恋愛。 『人魚姫』をベースにしたファンタジーアクションです。 尺が足らないのか、何故東京はこうなったのか…などもう少し詳細欲しかったなぁと思いました。
重力を無視したフワフワ・パルクールは一見の価値あり♪ お話もシャボン玉級のフワフワ感だけど…。
「降泡」現象により崩壊した東京を舞台に、パルクールの天才・ヒビキと謎の少女・ウタの出会い、そして2人の成長が描かれるアクション&ラヴストーリー。
主人公、ヒビキの声を演じるのは『サバイバルファミリー』『帝一の國』の志尊淳。
東京の「降泡」現象を調査している研究員、マコトの声を演じるのは『AI崩壊』『サイレント・トーキョー』の広瀬アリス。
ヒビキたちの兄貴分で、自身もかつては伝説的なパルクールのプレイヤーだった男、シンの声を演じるのは『バケモノの子』『龍とそばかすの姫』の宮野真守。
ヒビキの所属するパルクールチーム「ブルーブレイズ」のリーダー、カイの声を演じるのは『僕のヒーローアカデミア』シリーズや『天気の子』の梶裕貴。
試写会に当選した為、一足早く鑑賞させて頂きました♪
ムービーウォーカーさん、MOVIX日吉津さん、ありがとうございます😊
さて、本作の感想ですが、率直に言えば満足半分不満半分といったところ。
非常に良いところもあるのですが、両手を挙げて絶賛は出来ない。
まず良いところ。
本作の売りである、重力を無視したパルクールアクション。これは非常に良いッ!👍
本作を鑑賞する人の多くは、『進撃の巨人』で名を馳せた荒木哲郎監督による立体機動アクションを求めているのだと思う。
なので、このパルクール・アクションがFOO⤴︎な出来である以上、本作は及第点をクリアしているのであります。
本作のアクションシーンが偉いのは、いわゆるジブリ的なアクション演出とは一線を画しているところ。
劇場用アニメはとかく劣化ジブリのような作品になりがちなのですが、本作からはあまりジブリの影響は感じられなかった。
ジブリが得意とする漫画的な動きによる快楽から離れ、アクティブなカメラワークによりキャラクターの動きを大胆に魅せる。これが本作のアクションシーンの特色である。
もちろん、カメラワークだけでなくキャラクターの動きも超一級品。
キャラの動きのタイミングが抜群に良いっ!
ここぞッ!という時に飛び、ここぞッ!という時に着地する。
さらに走りのストライドから空中での体の伸縮まで、超気持ち良いタイミングでキャラクターがばしっと動いてくれるので、ともすれば見辛くなってしまう激しいアクションがスッと脳内に入ってくる。
特に素晴らしいと思ったのは身体の脱力感!
パルクールに必要な体の柔軟性はもちろん、アクションにおけるキャラクターの身体の緊張と緩和が凄ぇ上手い👏
きっと監督や作画スタッフは滅茶苦茶パルクールについて研究したんだと思う。
現実味のないアニメ的なアクションでありながら、キャラの体の動きは非常にリアル。
この本来は相反するはずの2つの要素がガギッと噛み合うところに、アニメ特有の喜びとか快楽がある。
それが味わえただけで、僕満足!😆
アクションは文句なし!
現状、日本アニメの最高峰と言っても良いんじゃないでしょうかっ!?
世界観やパルクールアクションなど、下敷きにしているのは『スパイダーマン:スパイダーバース』なんだろうけど、それを上手く日本アニメ風に再解釈/再構築していると感じました。
アクションは文句無し…なんだけど、お話は正直なところ面白くない。
そして、テンポ感も良くない。
パルクール👍→物語が停滞👎→パルクール👍→物語が停滞👎→パルクール→…が繰り返される。
確かにパルクールアクションは楽しいっ!…が、それを繰り返されると段々と慣れてくるというか、正直1時間くらいで「まだ終わんないのか…。」と思ってしまった。
勿論、物語的な面白みさえあればいくらでもパルクって貰って良いんだけど、結局この映画何が言いたいのかよくわからん( ゚д゚)
なんかいろいろ意味ありげな事を言っていたけど、ただただ『人魚姫』をやりたかっただけなんだろう。
いわゆるセカイ系ってやつなんだろうけど、突然世界崩壊的な危機を持って来られても「ハァ…。大変ですねぇ。」以上の感想は出てこない。
大体、あの泡は何?宇宙生物?
あの泡の集合体がウタだった訳でしょう。何か気持ち悪いよね。
ウタの正体が登場と同時にわかっちゃう構成なのもどうかと…。
始めは正体不明の謎の少女として現れて、物語のクライマックス近くでようやくその正体が明らかに!の方が、興味の持続力は強まりますよね。
物語が始まった直後にオチまで予想がついちゃって、しかもそれがその通りなんだから、だんだん飽きてきちゃうのもむべなるかな。
そもそも、世界で唯一の重力異常が発生している東京に対して、政府や世界が興味なさすぎひん?
なんで調査員がマコト一人だけなんですかね…?
それとこの世界って東京以外は普通に機能しているんでしょ?
この映画を作った人たちって日本に東京以外の都市があることを知らないんじゃないの?
東京だけヤバいって言われても、地方民にはディザスター感とかディストピア感が全く伝わってこないんだよね。
他の都市は生きているんだから、東京に屯してる孤児たちをなんとかする手段はいくらでもあるだろうに。
あと、やっぱり気になるのは「新海誠」っぽさ。
ジブリっぽさは無いけど、新海誠っぽさは半端ないんだこれ!
もう設定からして『天気の子』の続きみたいなもんだし、OPの感じや画面全体のキラキラ、飯の描き方、挿入歌の使い方まで、もうこれ新海誠作品だろっ!と言いたくなる。
まあプロデューサーが川村元気だからしょうがないんだけどさ〜。いっつも一緒じゃないっすか〜。
実はこれは川村元気ユニバースの3作目で、『君の名は。』→『天気の子』→『バブル』と全て繋がっている可能性が…?
孤児の問題とか格差社会とか棄民とか、そういう事を一応やろうとしているんだろうけど、どれもこれも中途半端。
「降泡」についても納得のいく説明や描写がなくてモヤモヤ。
ダブルヒロインにした意味もよくわからない。マコトがただのピーチ姫ポジションなのもなんだかなぁ…。
無駄なストーリーは全部省いて、ただただバトルクールだけに着目して物語を紡いでいけば、もう少し映画に締まりが生まれたかもね。
色々書いたけど、パルクールアクションは一見の価値ありです。
『進撃の巨人』ファンの人なら観て損はないっすよ!😆
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2022/04/23
Filmarksさんのオンライン試写会に当選した為、再鑑賞!
Filmarksさんありがとうございます😊
ド迫力のパルクールアクションは、自宅のパソコンやディスプレイでも十分に楽しめると思います。
もちろん、映画館の大画面で鑑賞するに越したことはないですが…。
結末がわかっている2回目の方が、ウタというキャラクターに好感が持てたかも。
クライマックスでの、ウタの身体が動物の形をした泡になって溶けていく場面は、むしろ初回鑑賞時よりもグッと胸に迫ってきた😢
しかし、冒頭の説明ラッシュはもう少し何とかならなかったのだろうか…?
冒頭でモブが行うバトルクールの説明が、あまりにもチュートリアルっぽくて笑ってしまった😅
そして、2回目の鑑賞でもやはり物語全体の説明不足感は否めなかった。
結局あの赤い泡何ッ!?
爽快!クセになりました。
アニメーションのパルクールの映像がとにかく爽快!ライブ感がたまらなくて、クセになる。映像が美しくて見入る。いつも見ていた街の風景が、映画の中ではこんなことに…!と場所を特定しながら見る楽しみも。主人公のヒビキがとにかくカッコいい!次第に心を開いていく行く様子も良かった。ラストのシーンは美しくも切ない。広瀬アリスさんの声と役がとてもハマっていた。大きいスクリーンで、映像を全身に浴びる感じでまた見てみたい。
驚異のバブル空間へ挑め!
個人的に大好きなクリエイターさん達ばかりの製作陣でとても期待していた作品です。この度試写会に当選したので、観させていただきました。 感想 とても楽しい作品でした。とにかくど迫力なアクションシーンの連続で一気に引き込まれました。また、これまでの荒木監督作品にはあまり無かったラブストーリーがメインの物語構成は素直に感動しました。 ・物語構成 虚淵脚本らしい重たく救いのない物語、とはならず重たい要素はありつつもどこか優しく見やすい物語になっていました。 今作のモデルは人魚姫という事で察してはいましたがやはり・・・という切ないラブストーリーとなっていました。 個性豊かなキャラクター達の陣取り合戦は手に汗握る物語展開でとても楽しかったです。 ・アクションシーン 今作一番の期待はやはりパルクールのアクションシーン!縦横無尽に動き回る各パルクールチームのアクションシーンと、それを追尾する迫力のカメラワーク。あまりのど迫力さにアクションシーンには終始開いた口が塞がりませんでした。 本編前のインタビューでもキャスト陣、監督が仰っていた通りこれまで素直にかっこいいアクションとは異なるどこか儚さを感じる新しいアクションシーンになっていたとも感じました。特にウタのパルクールシーンはその演出が多くされていたと思います。 ・音楽 澤野弘之さんの音楽は流石の迫力で一気に世界観に引き込まれました。今回はカバネリに近い曲調の楽器が一部ありましたが、基本的には優しく明るい楽曲の印象を持ちました。特に、ヒビキとウタの登場場面の曲はとても爽やかな感じがして新しいと思いました。 また、りりあ。さんの歌唱シーンは心の奥底に刺さる優しい歌唱シーンばかりで特に感動しました。 ・キャラデザ 小畑健先生の作画が大好きなので、キャラクターのアップシーンをが出る度に感動してしまいました。 総評 期待以上に楽しいアクション×ラブストーリー作品。 Netflix配信、劇場公開が始まったらまた観たいと思いました。
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