「人魚姫の最後は幸福だった、そう思わせてくれた作品。」バブル バカボンこあらさんの映画レビュー(感想・評価)
人魚姫の最後は幸福だった、そう思わせてくれた作品。
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崩壊と再生。
全ての生き物に、宇宙に通ずる事象。
「崩壊」に嘆き、悲しみ、怒り、そんな感情さえ巻き起こす。
けどいつか必ず「再生」する。
だから人は信じて頑張れる。
そして人魚姫の結末への1つの考察を教えてくれる。
王子に会えた人魚姫は、足を得た代わりに本当は王子をころさなければならなかった。
けど、それはできない。なぜなら愛してるから。
だから、王子との幸せな日々に思いを馳せながら、でも王子が今後幸せに生きていけるのなら、喜んで泡となり消えていく。
ウタだって、姉(?)が東京を全て崩壊させるつもりだったが、自らの命を捨ててそれを止めた。
きっと幸せだったのだ。
だから喜んで地上に戻ってきた、王子と一緒に。
ディズニーみたいに、みんながみんなハッピーエンドでは終われない。
なぜならそれが世の中の理だから。
でもそんな理のなかで、王子様に出会えて、一緒に多くの時間を過ごせて、それだけで幸せなのだ。
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