「made in USA」スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
made in USA
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色彩の感覚が凄かった。
他のどの国とも違うオリジナルな作風が際立つ。アメコミって分野をそのままアニメーションに落とし込んだような…日本ともディズニーとも違う新たなジャンルを見せられたようだった。
背景も含めた抽象画のような感じでもあるし、心象表現をそのまま作画に反映したようでもあるし…ホントに新機軸。
そして切り取られるアングルがいちいちエッジが効いてる。どこで止めても絵になるような…アクションのコンテなんて見事なもんだった。
本来のMARBELの土俵というか、このスタイルでアニメ化していくなら楽しみでしかない。
ただ…
2回観に行って、2回とも寝た。
俺のコンディションが悪かったせいもあるけれど…旺盛なサービス精神の成せる業なのか助長に思う部分もある。それもあっての144分…削れるだろと思える部分はありはする。
スパイダーマンの醍醐味でもある、空間の移動なんかはまさにそれで…なにも物語が動かないのにただただ移動を見せられる。爽快感がありはするものの、ステーキばかり出されりゃ飽きもする。
物語もまぁまぁややこしい。
ややこしいから説明もするのだけれど、それを“読む“のが、きっと眠気にもつながったように思う。
やはり吹替で観た方がアニメはいいように思う。
断然、絵に集中できるし…アニメーションを堪能できるような気もしてる。
物語どうこうよりも、紡がれる作画がとにかく眼福なので…いつかコンディションを整えてリベンジしたい。
あー、もったいない事をした。
続編も必ず観に行く。
クッソー、悔しいぃぃぃいッッ!!
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