「あっちもこっちもスパイディ」スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース バスト・ラーさんの映画レビュー(感想・評価)
あっちもこっちもスパイディ
インヘリターズとか出てこないのにどうやって続編作るんだろ?と思ってたけどそうきたかー
ノーウェイホームで最後穴が閉じなかったら~のバリエーション
今回のラスボスのスポットの実験がマイルスがスパイダーマンになる原因になり、スポットがヴィランになった原因はマイルスがキングピンの野望を止めたことというアメコミでは逃れられないヒーローとヴィランの共依存性が描かれていたり、最初の異常分子=マイルスだったりストーリーが全体にまとまっていて良い
何よりなぜ主人公がピーターパーカーではないのかの説明として説得力がある
ストーリー的には前作よりもたくさんのスパイダーピープルやその住んでいるユニバースが登場するので楽しい反面グウェンのオリジンがちょっとダレる印象、アクションシーンが非常に勢いがあるので余計そう思うのかも
前作のノワールやハムは最後にちょろっと出るくらいでマイルスのメンター枠もスパイダーパンクに取られてない?Bパーカー頑張れ!
最終作に向けての助走的な作品名なのでシリアス気味だがスパイディが集まっているのでコメディタッチもちゃんとあって良い
ミゲルですらわりとマヌケなシーンが多くてちゃんとスパイディらしい
しかし実写パートもあるものの大して意味ないシーンだし、ソニーは予告詐欺をもうちょっと自重しましょう
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