BAD CITYのレビュー・感想・評価
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TAKと坂ノ上茜のアクションが素晴らしい
犯罪都市の異名を持つ開港市を縄張りとする桜田組の組長が殺された。それは、韓国マフィアの幹部・キムスンギの仕業だった。キムスンギは巨大財閥である五条財閥の会長・五条亘と繋がっており、また、五条は検事総長とも裏で繋がっていて、裁判では無罪判決を勝ち取っていた。
五条を有罪にしようと証拠集めのため、検事長の平山健司は、公安0課の小泉香をリーダーとして秘密裏に特捜班を結成した。熊本、西崎、野原、そしてもう一人、拘置所に勾留中の元強行犯警部・虎田誠を期限付きで復帰させチームに入れた。キムスンギや五条の悪事の証拠を掴み検挙出来るのか、という話。
まず、虎田役の小沢仁志が60歳にも関わらず、CG・スタントなしで100人以上を相手にアクションをしている事に拍手でした。
キムスンギ役の山口祥行やその部下役のTAK、西崎役の三元雅芸、などのアクションが素晴らしかった。特にTAKの動きの速さは半端なく、彼の格闘アクションは必見です。
五条役のリリー・フランキー、検事長・平山役の加藤雅也、小泉香役の壇蜜、韓国マフィアの女ボス役のかたせ梨乃など、その他の俳優陣も素晴らしかった。
個人的には野原役の坂ノ上茜の化粧っけの無いたらこ唇の可愛さと素晴らしいアクションが見れて満足だった。
白TにUSAFの革ジャン
ポスタービジュアルからLDHの映画かと思ったら、小沢仁志還暦記念映画ということだった。でも小沢仁志をそもそもよく知らないため(すんません)、Vシネとかの人?と思ったら、そこは当たっていた(当のVシネもろくに観ておらずすんません)。
話はわかりやすくかつけっこうマジメで普通。服役中の元刑事といっても何十年も冷凍刑務所にいたデモリションな設定ではなく、秘密の公安0課も辞令もらって部署異動してるし。しかしながら撮影・カメラワークがしっかりしていて安心して観られた。冒頭の、刺青男ばかりがからだ洗ってる風呂場の絵とか、警察内部でのぴりぴりした罵り合いにワクワク。頭のてっぺんから一本調子に声が出る壇蜜とは対照的に、井戸の底から響いてくるような小沢サンの声がなにより渋すぎる。牛もつの暖簾を次々潜って出てくるスローのシーンは笑えた。
CGなしスタントなしのアクションがウリらしいけど、バイオレンス度は低め。アクション自体も、ゆらゆらシュッ!と入ってくるTAKなどを除けば、演者全体にキレが不足気味。小沢サンも還暦なのにがんばってるよね…という感じが(すんません)。また、ただの殴り合い取っ組み合いにせず、韓国映画のように小道具をうまく使った攻撃や場所・空間を活かしたアイデアがあればよかったんだけど。
シャコタンのクラウンにはVシネ感(勝手に想像)があってちょっと萌えた。
欲望の街
財閥に政治に、警察、検察、ヤクザにコリアンマフィアが入り乱れる犯罪都市の話。
小沢組なのは判っていたものの細かいキャストはチェックしておらず観賞したら、冒頭のアクションで…すいません、この方か関わるとリアリティの欠片もない手数ばかりのプロレス格闘技を長々みせられるから好みじゃないのよね。
ストーリーも設定からして仰々しいからある程度予想はついたけど、嫌な方にやっぱりな裏方出張り過ぎのやり過ぎ展開で重々しさがこれっぽっちもなし。
情けなさや哀しさがあるチンピラ映画は好きなんだけどね。
ストーリーもアクションもただの格好つけなチャラいエンタメという感じだった。
頭を空っぽにして楽しみましょ
もう笑っちゃうくらい小沢仁志が殴って殴って殴りまくる。相手は、韓国マフィアなのに拳銃がやたらと少なくて、武器は刃物中心だし、事務所総出で小沢達を迎え撃つ。構図としては不良高校生同士の決闘みたいだけど、顔に年季の入ったシワを刻んだ小沢仁志が暴れまくるから絵になる。
お飾りだと思っていた坂ノ上茜が、体を張ったアクションをするのには驚いた。殴るだけじゃなくて、腕ひしぎ逆十時まで決めちゃったよ。
坂口拓は、1人だけ動きが早すぎ、惚れ惚れするようなナイフ捌きなんだけど、この動きにどうして小沢仁志がついていけるんだよ(笑)。坂口拓にしても他の奴らにしても、拳銃をなかなか使わないよね。肉体同士がぶつからないと気がすまないんだね、彼らは(笑)。
かたせ梨乃は、やっぱりいいよね。さらに貫禄がついて、ドスの効いた声がよく似合う。それだけじゃなくて、かたせ梨乃の見え見えの泣かせる芝居に思わずもらい泣きしてしまった。涙を流した自分に驚いたが、喜怒哀楽のスイッチがよく入る、この作品は。
壇蜜の棒演技までも楽しめちゃうこの作品。頭空っぽにして楽しむべし。
日本統一好きは絶対見ますね〜
まぁこの映画に文句を言いたい方は日本統一54巻を見てからでお願いしたいと思います(笑)前日にTOKYO SPEAKEASYで哀川翔さんと小沢仁志さんの対談を聞いて、邦画の再アクション化に期待しました。とにかく素手で120人と闘うシーンに最高評価で宜しいかと思います。
やや惜しい点もあるが、アクション映画を見たいなら今週は対抗以上?
今年26本目(合計679本目/今月(2023年1月度)26本目)
4本目はこちらです。
架空の都市をテーマにして、その都市の警察組織といわゆるヤクザ集団との闘いを描いたタイプのアクションものです。
アクション映画というと、どうしても最近は韓国映画が一歩抜けている感じがして、日本のアクション映画であるなら、たとえば2021年(2022年だっけ?)の「ベイビーわるきゅーれ」など限られた作品のみが高評価になりやすいですが、本映画もそれに準じるレベルにアクションがきれっきれです。実はここの特集・予告を見ると、この映画、韓国マフィアなども出ますが、そのことは関係しないと思います(アクション面だけでいえば、純粋たる日本映画と解して良いと思います)。その関係で、一部韓国語によるやり取りがありますが、すべて字幕が丁寧なので大丈夫です。
この手の映画はアクションを楽しむという論点のほかに、「では真犯人は誰か」「どこにいるか」「誰が亡くなる(殉職する)か…」といった論点がありますが、それはネタバレになりますので、それはカットしましょう。
日本映画というとどうしてもアクションものといえば弱いという印象を持たれる方が多いと思いますが、この映画、結構上手に作られていて、「本当に日本映画?」と何度も思ったくらいです(上記通り、韓国マフィアの方は出ますが、出るだけ)。そのくらい、アクション映画としては日本はやや遅れているといわれる中できれっきれレベルに良いので(韓国映画のアクションものの平均を100とすれば、本映画は90~95はつくと思います)、そういう映画が好きな方にはおすすめです。
なお、映画の趣旨上、民法上も刑法上もやることすること支離滅裂ですが、それに突っ込みをいれる趣旨の映画ではないので、それらはカットします。
採点にあたっては下記のみ気にしました。
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(減点0.3/法規の説明不足/キムチなどをトラック?で売りに来るお店)
…が映画の中で登場しますが、このような販売形態をとるにはちゃんと保健所の許可を得る必要があります(行政書士に頼んでも良いけど、基本的に誰でも書けるように書き方マニュアルなどちゃんと各市町村などの保健所等に詳しく書かれています)。
この「許可をとらないとこういう販売はダメよ」という点は、それこそ無許可の道路占有としてもビーズを売っただの勝手に音楽バンドをやっているとかというのとは違いますので(キムチでも日本のお弁当でも、こうした食品類は保健所の許可を得てからでないと、あぶなくて食べられません)、その点については、「映画内で描かれているようなことをするには、保健所等に問い合わせてください」が欲しかったです。
(参考/減点なし/「キンパ」って何?)
・ このトラックで移動するお店で売られている韓国料理ですが、日本の韓国統治時代に日本から持ち込まれた「のり巻き」が韓国で文化が変わって今にいたるものです(基本的に酢飯を使わない、野菜が多めだったり、ビビンバの肉を入れるなど日本のそれとは違います)。
生のガチアクション映画爆誕!
生のガチアクションが凄い!
坂口拓さん、小沢さん、肉弾戦あり、ガンアクションあり、茜さんのアクションもすばらしかった。
ストーリー等は是非とも劇場にて御覧いただきたい。
舞台挨拶も見に行くよていです。
本日の朝9時の回もみてきました。
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