「その後の松田優作さんを観た!」BAD CITY YAS!さんの映画レビュー(感想・評価)
その後の松田優作さんを観た!
予告編を1度 見ただけだが、この手の映画を 僕は待っていました!
冒頭の"つかみ"である 風呂場でのアクションは 凄味があって、たいへん良かったが
そこから続く、数シーンにおいては「大根役者が大根演技!」の連続
とにかく どのセリフも宙に浮いているようで、「台本読んでいます!」状態
おそらく、順撮りしながら、撮影期間を 序盤は切り詰めたのだろうが。。。
中盤以降は 見慣れたのか 大方の役者の演技もなんとか落ち着いてきた。
すべての役者さんは 動き出す前のスチル写真状態では GOODキャスティング
その中で、山口祥行さん演じる悪党は 松田優作さんが存命なら、今頃こんな演技をした事だろうと、亡霊を見た気がした。
主演:小沢仁志さんが たいへん頑張っていた事は映画の中で、良く伝わってきたので
批判をしたくはないが、僕が感じた違和感は最後まで続いてしまった。
それでも 習熟した"占め技" は美しかった。
勝矢さんも超凡役者だったが、最後の最後は芸術的な演技で、この1発だけで助演賞ものでした!
壇蜜さんは もともと 伸びしろがない このレベルの役者さん なので、キャスティングした段階でアウトです。
かたせ梨乃さん、リリー・フランキーさん、
三元雅芸さん、坂ノ上茜さん、諏訪太朗さん、はベテランらしく、みなさん最初から完璧な演技でした。
その中で、坂口拓さんと坂ノ上茜さんはベテランに負けじと、最初から好演義をしていた。
東映映画の伝統を引き継ぎ、「拳銃が軽い」そして 火花がチャチイ!
昔と同じMGCが拳銃小道具を細工しているのか?
この映画はVシネマの豪華編なので、見比べるのは Vシネ893映画なのでしょう。詳しくないけど