名探偵コナン ハロウィンの花嫁のレビュー・感想・評価
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作風が近年とは変わり、やや大人向けから子供向けへとシフト。あまり深く考えずに見た方が楽しめる作品に。
劇場版「名探偵コナン」シリーズは、22作目の「名探偵コナン ゼロの執行人」から脚本の凝り具合が本格的になり、24作目「名探偵コナン 緋色の弾丸」についても私はとても見応えがあり良かったです。
ただ、この2作品が象徴的ですが、大人向けに舵を切ると子供がついていけなくなる面も出るため、どちらが正しいという正解はなく、単に好みの問題になってくるのでしょう。
その意味で言うと、本作では劇場版「名探偵コナン」シリーズの初監督が初期のように子供向けに舵を切ったのはファミリー層には好ましい状況なのかもしれません。
ただ、そのぶん脚本のクオリティーが落ちる面も出ていて、近年の作品を見るように頭を働かせると、割とツッコミどころの少なくない作品にもなっています。
例えば犯人は単独犯なのか、グループなのか?
この答えは作中で分かるようになっていますが、その場合、例えば終盤辺りの展開。準備や維持の非現実性が浮き彫りになったり、液体の対処法は液体の特性を考えると少しでも混じると破局的な状態になり、あのような大まかな対応では済まない面があるなど、考え出すとキリがない量の疑問が生まれます。そのため本作を見る際には、あまり頭を働かせずに雰囲気を楽しむくらいが良いと感じました。一方で音楽が菅野祐悟に代わり、これまで以上に深みのあるサウンドを奏でていたので、その点ではクオリティーが上がった面があり良かったと思います。
近年では良作
近年の中では面白い部類に入る。ただ原作ファン向けの内容でもあるので、コアなファンはより楽しめるといった内容。個人的には非常に惜しい作品と思っており、書き方によっては神作品にもなったのではと思えた。
面白い点は以下です。
・話のテンポが良い
・警察学校の4人とプラーミャの対峙シーンがとてもよくできている
・シリアスで若干ホラーテイストもあり、作品に重みが出ている
・アクション作画に秀でている監督だけあって、アクションシーンが多い今作ではとても迫力があり、見やすかった
・作画のレベルが全体的に非常に高く、原画と見分けがつかないシーンも多くある
・推理要素は控えめだが、話のテンポがよく分かりやすい
・キャラクターの描き方が上手い(セリフ回しなどをとってもキャラがぶれていない)
・全体的にバランスが良く、見ていてもあまり違和感を感じない
・「君がいれば」の復活
・原作を知っているとさらに楽しめる
惜しいと感じた点は以下です。
・推理要素が少ないため、全体的に薄っぺらく感じてしまう、やはりミステリー要素あってのコナン
・犯人候補が少ないので、途中で誰が犯人かわかってしまう
・ドラマ「ガリレオ」の様な、謎が解けた時の演出が今作ではあるが、コナンには不必要と感じた
・プラーミャに復讐を誓う民間団体の必要性を感じない、それならば、犯人候補を増やして謎解きの要素をもっと出したほうがいいのではと感じた
・途中で民間団体が敵ではないとわかってしまうので、犯人が2人に絞られてしまう
・後半の液体火薬のくだりがかなり強引 ランタンに液体火薬が入っていたとしても、坂道を流れるまでにはかなり大量に必要になるのではないかと疑問に感じる
・推理ものというよりは対テロ組織に奮闘するスパイアクション映画という感じ
思ったよりも楽しめる作品
安室さんの過去にも触れる作品で、内容としても楽しむことができた。
今回渋谷を舞台として、色々なことが起きるが、たまたま見る直前に渋谷をウロウロしていたため、より面白く感じた。
冒頭の小五郎の活躍から異質な感じがしたが、ロシア語が喋れることなどは、もうご愛嬌。
評価は分かれそう
ハロ嫁は結構評価高いですが、意外とマイナス評価も聞くので、実際どうなんだろうと思って観ましたが、個人的には当たりでした。
今回は安室さんをはじめ、警察学校組にがっつり焦点を当ててたので、ある程度キャラ人気で興行収入増やそうと狙ってたのは間違いないと思います。あのわちゃわちゃ感とか、あざといですよね。でも、松田刑事推しなので嬉しかったです。オープニングの演出も不満の声もあったみたいですが、私は割と好きでした。良くも悪くもコナンの映画の中では異色っぽいので、本編のコナンやミステリーが好きな人には刺さらない作品かなと。今回は謎解きよりほぼアクションでしたね。私は映画はド派手でなんぼってタイプなので、面白かったです。スピード感もあったし。まあ、プラーニャ1人でそれやったの?って部分は多かったし、あのロシア人?の団体はあんまり活躍しないし、ぶっちゃけ要らなかったような気もしますが、、、
秋になったらもう一度観たいです笑
最後のキスシーンいらん
終盤のバカバカしさ
初のコナン
灰原を守った毛利探偵・・・格好良い!!
ロシアの暗殺者を巡る攻防に巻き込まれたコナンの活躍を描く物語。
新作絶賛上映中ですが、2作前の作品をCS放送を機に鑑賞。コナン映画の中では、中々良く出来た佳作だと思います。
女性人気の高い安室、高木と佐藤の恋物語、そして殉職した松田と爆弾。それらを上手に絡めて物語は進みます。
作画はしっかり。アクションも冒頭からラスト迄、流石の劇場版コナンのクォリティ。サスペンス部分も、納得出来る範囲のもので、ヘリポートでの対峙は緊迫感溢れるものでした。
公安が登場しますが、「ゼロの執行人」のように小難しくなかったのも好感が持てました。
雑・・・というかもう少し設定を作って欲しい個所は幾つかありました。例えば、プラーニャがなぜ村中との結婚を罠に選んだのか?等は、しっかりと煮詰めて欲しいものでした。
また、ラストの道玄坂と宮益坂を使った爆破のアイデアは、流石にやり過ぎ。あれだけの量の爆薬なら、それこそ給水車を何十台と集めなければならない水量になると思います。サッカーボールのトリックと少年探偵団の活躍を無理やり描きたかったのかもしれませんが、流石に現実離れし過ぎていたのが残念。
人込みにヘリを墜落させるような真似をした安室を含めて、やり過ぎたクライマックスにはマイナスを感じてしまいます。
それでも映画全体の高評価は変わらず、私的評価は4にしました。
良かった
花嫁って…BBAじゃね!?
過去エピソードのリサイクル品で退屈でした。爆弾事件は現在の凶悪犯罪の主流ではなく、意図的に時代にそぐわなくしていると思います。また近年の情勢から、ロシア人を悪役にするのは日テレ(CIA)らしい卑怯な手だと思いました。鳥山さんがやられて、青山さんが安泰な理由が分かりました。
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