ヘルドッグスのレビュー・感想・評価
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名匠の劇薬
このところ暴力や流血シーンの多い映画には辟易していたのだが、敬愛する名匠・原田眞人監督と、贔屓にしている岡田くんがまたタッグを組むとなれば、観に行かないわけにはいかない。しかも潜入捜査モノとなれば、なおさらだ。
というわけで、『ヘルドッグス』。
期待どおり、とても見応えがありました。
滑稽と言えなくもないストーリーだけど、そこは名匠の手腕で、スケールの大きな、格調高いエンターテインメントに仕上がっています。
先日観た、同じく裏社会を描いた『グッバイ・クルエルなんとか』という映画とは、もう格が全然ちがう。
まるで「ダーク・シンフォニー(闇の交響曲)」とでも言うべき、壮大な音楽を聴いているような趣さえ感じました。
通奏低音のごとく作品を貫く緊張感。次は何が起きるのか、そろそろこのへんで何か起きるだろう、とハラハラドキドキ……。
なんと言っても、監督が役者たちそれぞれの持ち味を十二分に引き出していることがこの映画の大きな魅力となっています。
名匠のつくり出した劇薬で、脳内が活性化されました。
どうせウソをつくなら、これくらい派手にやってくれると気持ちがイイってもんだぜ、兄貴 ✌️😎
娯楽に徹底していて好感
個人的に合わなかった
ハードボイルドヤクザ
面白いんだけど…
邦画の悪いとこが全くないアクション大傑作
邦画の冗長さ、無駄なロングカット、感情の押し売りが全くないアクション映画の大傑作!
怒涛の展開で全く最後まで飽きない、思考の隙を与えない神展開。全員のキャラが立ってそれぞれカッコいい。岡田准一は毎回日本のアクション映画の歴史を更新して行くがこれは最高到達点じゃないか。格闘技もガンアクションもこんなにカッコイイ日本映画は観た事ない。やばいくらいにテンションが上がる。久々の感覚。絶対見たほうがいい。
思うことは多々あるけど☺︎良かった!面白かった!続編あったらとりあえず観たいな。
序盤からアクションがスタートしてテンポが良く、飽きずに観ることができた。
岡田くんのアクション、他の俳優さんと違って本物感があって作品によって身体の造り方も変えて素晴らしい。
今回は丸みがあってファブルの時とは全然違ってた。
ところどころ真田広之に見えたのはわたしだけ?w
クマさん役の吉原さん、すごく魅力的で次回また映画とか出るならぜひ観たいな。
リーゼント妻もパンチあったw
MIYAVIくんとの最後のマッチアップ、至近距離で撃ち合う演出、ああいう感じ初めて観たから引き込まれた。
ドキドキしたぁ💓
刺客役の女性も知らない俳優さんだったのが良かった。これで矢吹春奈とか出てきたらバレバレ。
早口すぎるのと坂口くんの滑舌の悪さに聞き取り辛い部分あるけどまぁ、何となく雰囲気でセリフは察することにしたw
知らない俳優さんが多かったから世界観に入り込みやすかったのか、ハラハラあり、えっー?ってところも多々あり、最近の邦画の中では高得点✨✨
ただ1つだけ。
最後、もっと違う終わりかたが良かったなと個人的には思うの。松岡美優ってそんないい女だったのかな?あの役必須だったのかな?いなくても良くない?もしくは別の女優が良かったなぁ、、アフリカ象の象牙守りたいって言う内容がうすっ!て感じたし、北村一輝の相手にしては子供っぽいし色気ないなと。
岡田くんの身長に合わせたのかな?!そこだけ残念だったかな。
所詮同じ鞘には収まれなかった二人
スタイリッシュな令和の東映ヤクザ映画でした。
岡田准一は日本の至宝ですね。
新宿の交番の巡査長だった過去の事件。アルバイトの女子高生が犠牲になった八王子のスーパーマーケットの事件を思い出しました。まだ未解決?
東鞘会に対する警視庁公安部のボス役の酒向芳が阿部寛主演の異動辞令は音楽隊の楽隊長とダブっていて、ちょうど前の日に音楽隊観たもんだから、ギャップ萌でウケました🙏
北村一輝。貫禄充分。脂が乗って来たよ!よかった~ かっけ~
悪~い松岡茉優もイイですね~
松岡茉優はやさぐれ役の方が好きです。ゾクゾクします。
えぇっ、獣医学部卒?象牙の保護活動の延長でヤクザの女に変身?あれは麻酔薬というより筋弛緩薬ですね。20ccも打たれたら、人間はイチコロですね。そもそも象牙って儲かるの?ワシントン条約てしたっけ?象牙飾って喜んでいそうなのはバブリーな中国マフィアぐらいじゃないの?
おかえりモネで先生役だった坂口健太郎。ワイルドさにはちょっと欠けるイメージなんだけど、最後、可哀想だった。所詮、同じ鞘には収まれない、かりそめのバディだった。狂犬、犬死。
木竜麻生とのイチャイチャ場面。すごい広い億ション3つ?ピラミッドパワーで治癒促進。大学生のバイト仲間のようなあまーい風が吹いていた。
木竜麻生はミスキャストかも。私は眼福でしたけど。
番犬、村上淳も大サービスでした。
ホステスに化けた女ヒットマンよかったですね。埃にまみれた裸体にソソられました。
ニホンのヤクザが抗争にFBI工作員雇うぐらい組織の層が厚くなったら頼もしいじゃありませんか。
さて、最後はあの人。
マッサージおばちゃん。
3分揉んだら、1分休まなきゃ、こっちがやられちまう。
参りました~
東映のヤクザ映画いいね!
まわりには言いづらいけどバイオレンス映画大好きなんですよね。ストレス発散になるというか。東映の最近のヤクザ映画は孤狼の血といい面白いです。ヘルドッグスは最近のヤクザ。孤狼の血は昭和のヤクザ映画。両方ともそれぞれの良さがあります。ヘルドッグスの印象に残っているのは幹部も現場に参戦するところですかね。こんなに現場に一緒に参戦してくれる
上司と働きたいと思いました。次回作も作って欲しいです。
思ってたよりヤクザ映画だった
個性派キャストめっちゃ良かった
冷酷な国家よりも血の通った兄弟。
岡田准一の度の越した魅力あふれる本作。ただの筋肉バカ、アクションオタク(褒めてます)にとどまらず、太すぎる肉体から醸される雰囲気からヤバいオーラが駄々洩れしてて、目が離せない。
なにより、脇を固めるキャストの豪華さ。相棒役の坂口健太郎のイカれた演技も見もの。「鎌倉殿」の泰時の誠実さなんてかけらもない。スクリーンでよく見かける松岡茉優も北村一輝も大竹しのぶも酒向芳も当然いいのだけど、そのまた脇を固める役者陣が絶妙にはまっている。組長役MIYAVIしかり、熊さんも、女殺し屋も、クセ強な熊さんの奥さんも、はんにゃ金田も、しびれるくらいの世界観。
自分の正義のために、ダークサイドにどっぷり染まり、それでも"自分を支える確かなもの"があるだけで心を鬼にできる。嚙みつくことしかしらない狂犬にだってなれる。
最後、何が待っているのか、ヒリヒリしながら観ている気分は、享楽への高揚感。こっちも少しイカれてしまっていたらしい。
もう誰も信じられない~
2022年167本目(劇場20作目)
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