「日本とは思えない内容、でも世界観は好きな感じで楽しめたかな(^-^)」ヘルドッグス はりー・ばーんずさんの映画レビュー(感想・評価)
日本とは思えない内容、でも世界観は好きな感じで楽しめたかな(^-^)
YouTubeのショート動画が何度も表示され、何とは無しに見ているうちに気になってネトフリで見てみた。
会長役のMIYAVIがインパクトのある存在だった。
まったく知らない人だったので、この映画の印象とつながる重要な役者さんとなったかな。
役柄的に演技がどうこうというのは無いけど、映画の雰囲気にあってて良い感じでした。
映画の方は、ホント日本の話なのかと思わせるバイオレンスな内容。
人がたくさん殺されます。
あれだけ派手に殺しあっても、警察が捜査しているシーンは一度も無し。
潜入捜査という事で治外法権状態になっているという事なのでしょうか。。
せめて銃を使うシーンは離島とか、台湾あたりにしてくれれば違和感なく見れたと思うんですけどね。
あと気になったのは、主人公が復讐をする動機が弱く感じた。
原作ではちゃんと描かれているんでしょうけどね。
それと、組織犯罪対策部特別捜査隊が凄すぎというか、そんなにスパイを送り込めるのかっていうラストでしたね。。
バイオレンスアクション映画としては良かったと思う。
前述した通り、ホント日本なのっていう点を除けば残りの違和感は耐えられる範囲だったし、雰囲気・展開・役者すべて良かったです。
坂口健太郎のサイコっぷりもよかったし、岡田淮一の格闘アクションとアウトロー振りは日本映画を超えていたと思う。
ただ、松岡茉優はミスキャストだったかな。
もっと悪女っぽい女優さんが良かったと思う。
古いけど現代版の大藪春彦って感じだったかな。
日本でもこういう映画を作れるんですね。
久しぶりにゾクゾクするアクション映画でした(^-^)
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