劇場公開日 2022年9月16日

「予告の感じとは違ったけれど」ヘルドッグス ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5予告の感じとは違ったけれど

2022年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2022年劇場鑑賞214本目。
予告では坂口健太郎が珍しく(とはいえシグナルでは荒々しかったですが)気弱な青年ではなくサイコパスのイカれヤクザを演じているようでしたが、実際は意味もなく人を殺す事はなく、カタギとは好青年の付き合いをし、組内では結構バカにされてる感じで岡田准一とのバディアクションだと思っていたらそんな事はありませんでした。そこが肩透かしだったのでちょっと減点。
昨日見てきた沈黙のパレ―ドで警察に取り調べを受けていた酒向芳が警察で、取り調べをしていた北村一輝がヤクザという逆転は面白いなと思いました。特に酒向芳は自分が知る限り一番かっこよかったです。
MIYAVI演じるヤクザの会長はいわゆるヤクザではなく極道といった感じで、敵には容赦ないけど味方にはめっちゃ優しいのがこの映画を観ていてちょっと楽だったところです。これが極悪非道でちょっとミスした部下を残虐な方法で殺す・・・みたいな感じだと2時間半きつかったと思います。
はんにゃの金田哲演じる若頭は演技は頑張っていたと思いますがやっぱり説得力に欠けましたかね・・・。

岡田准一は相変わらずかっこいいですね、岡田准一の作品を観た後は昔の高倉健やジャッキー・チェンの気分で出てくるようにあの体を丸めて歩く独特な感じで歩きたくなります(笑)

ガゾーサ