「うまくハマッた!」ヘルドッグス またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
うまくハマッた!
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原田岡田、3本目にしてまさにベストマッチを叩き出した。原田眞人は過去にビデオ映画ながらタフやカミカゼTAXIといったアクションドラマの傑作をものしているが、そこに岡田師範の体技とシリアスな風貌が見事にハマッた。
筋の展開も今作では原田流の省略が心地よく、ロケセットやオブジェも含む映像もマイナスが殆どない仕上がり。
役者は岡田師範は言うまでもなく坂口健太郎も期待通りの軽さと根性を見せる。そしてMIYAVIの白い肌と異質感が最高。サブキャラも吉原光夫は四季出身の自慢の喉で映画の格を上げた。酒向芳に女ヒットマンの中島亜梨沙にママ役杏子も印象にのこる。残念ポイントは今回も松岡茉優。力演はわかるがどう考えてもミスキャストだった。
シンプルでジャストな音楽は川崎真弘だと確信していたのだが土屋玲子さんでした、失礼しました。
いずれにしても今年度2本目の星5つ(一本目は飛ぶやつ)。
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