「シビれますねー」ヘルドッグス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
シビれますねー
ヤクザの殺し屋部隊で成り上がった潜入捜査官の話。
新人で配属された交番の管轄のスーパーで懇意にしていたJKを含む4人の従業員が殺された事件が切っ掛けで退職し闇に堕ちた元警察官が、潜入捜査官としてオファーを受けて関東最大のヤクザ組織で殺し屋をしながら暗躍するストーリー。
背景に警察の犬という設定があるからこそのスリリングさはありつつも、潜って1年後の件からガッツリ武闘派ヤクザな状況が展開していき、ヤクザ映画としても愉しめるつくり。
そんな中あらすじ紹介にも記されている会長の持つ極秘ファイルがなんちゃらとか、がっつり殺りまくってKを沢山刻んでいるのにちょっと塩っぱいな~なんて思っていたけれど、 結局そんなのどうでも良かったのねw
日本を舞台にした邦画にしては、かなり現実離れがある警察の設定ではあるし、サイコ君が大してサイコじゃなくてただのヤンチャ坊主だったり、終盤の彼のブチキレからの流れはちょっとズレた感覚はあったけれど、その世界では最後まで潔い程の冷淡な主人公をみせてくれて、とても面白いヴァイオレンス作品だった。
ただ、本当にヤクザ映画としてみちゃうとヴァイオレンスに振りすぎて淡白かな。
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しろくろぱんださんのコメント
2022年9月18日
Bacchus さん
いつもありがとうございます。
韓国映画の抗争劇は以外と観れたりするのですが…
この作品はどうゆう訳かダメでしたね。
岡田さんはじめキャストの皆さんは良かったと思います。
bloodtrailさんのコメント
2022年9月18日
Bacchusさんへ
緊迫感が途切れる時間が殆どなくって、面白かったですね。ただ、流石に話しがめちゃくちゃでw
最後は捜査官じゃなくてヤクザを潰しに行った殺し屋になってるし、そもそも極秘ファイルをバラされたら困るのは誰やねん?!