「ブルーチーズの様な濃厚すぎる作品」ヘルドッグス 大翔さんの映画レビュー(感想・評価)
ブルーチーズの様な濃厚すぎる作品
めちゃくちゃ濃いです。
濃いって言い方だと分かりづらいかもしれないので、言い方を変えると、カッコいいですね。
登場人物の濃さ、
内容の濃さ、
アクションの濃さ、
演出の濃さ、
音楽の濃さ、
日本の映画に革命!みたいな事を言っていた気がしますが、確かにその通りだなぁって思いました。
「みんなこんな感じの展開やろ思ってるやろ?
いやいや、こうして、こうじゃ!」
みたいな。
凄い体験でした。
最近、韓国のノワールアクション系の映画を見るのにハマっておりますが、もの凄く近い雰囲気でしたね。
かなり好きな系統の作品であるからこそ、
気になった点があり、
基本的にセリフが早め、展開が早め、なので、
かなり置いていかれると思います。
内容を下手したら掴めないまま終わる可能性も、
僕も半分ぐらいしか掴めませんでした。
せっかく大人向けの内容なので、
もっとバイオレンス、エロティック度を高めても良かった気がしました。
エロティックは良いとしても、バイオレンスをもっと高めて、興奮させても良かった気がしました。
坂口健太郎さん演じる室岡が、どうしても可哀想だと思ってしまうのですね。
上映が終わった後に、室岡が何をしてたか、どんな事をしたのかを考えてみると、本当に可哀想なんですよ。
映画を見ないと分からない事ではありますが、これも革命を起こしたかったからなんですかね。
以上の気になった所もありましたが、
本当に全編カッコよく、どこ切り取っても画になる映画です。
特にMIYAVIさん、金田さん、酒向さんは画になってるなぁって個人的に思ってました。
狐狼の血を初めて見た時の衝撃を連想させる作品でした。
続編も期待です。
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