劇場公開日 2022年9月16日

「今週は本命になりそうな予感。」ヘルドッグス yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0今週は本命になりそうな予感。

2022年9月16日
PCから投稿

今年269本目(合計545本目/今月(2022年9月度)12本目)。
 ※ 今月(9月)、全般的に映画の本数が少ないんですよね…。20本いくかなぁ。

 さて、こちらの作品。
もとの小説があったのは最後に知ったところです。よって、小説からは大きく外しようがないし、外せないという事情も存在します。

といっても、「ちょっと変な」(警察は「ああいう」組織ではない)やや近未来かなとは思える日本が舞台で、理解の妨げは少ないほうです。

最近はコロナ事情もあるので、2時間(120分)を超える作品はあまり好まれない傾向があるようにも思えるのですが、本作品に限っていえば120分を超えても十分に楽しめました。
ストーリーの趣旨上、誰が真犯人で誰がどう操っているかなど書き始めると一発ネタバレ事案な気がします。他の方も書かれていたとおり、「特定の俳優さんを見に行く枠」ととることも一応可能ですが、男性の私にはそこまで感じられず(まぁ、同性だからというのもあるんでしょうか)。日本映画ですがアクションシーンも少ないながらあるところでは結構本格的な作りで、今週迷ったら推せる一作です。

採点に関しては下記が明確に気になったところです。

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 (減点0.2) この映画、日本映画のはずですが、開始直後もふくめ、いくつかのシーンで他言語(英語ではなさそう。スペイン語か何か??)を話しているシーンがあり、そこは当然字幕はつきます。

 ただ、日本映画でそのように「部分的に外国語」の場合、一般には字幕は真下につくのが普通ですが、この映画は画面右奥に出ます。それだけなら別にどうということはないのですが、背景が白色の部分が結構あるので、同化して文字が事実上読めない部分がいくつかあります(ただ、そこが読めなくてもストーリーとしては楽しめます)。

 このあたり、色彩感覚の問題は、特に色に関しては遺伝的に苦手な方も一定数いることは周知の事実で、明確に見えるように工夫は欲しかったです
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yukispica