「アンダーカヴァー・ドッグ」ヘルドッグス しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
アンダーカヴァー・ドッグ
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通常スクリーンで鑑賞。
原作(ヘルドッグス 地獄の犬たち)は未読。
観終わった後、原作を買った(笑)。
原田眞人監督らしい演出が光り、日本映画でもこんなに重厚なクライム・アクションがつくられるようになったかと感無量である。セリフが聞き取りにくかったり、見る者を置いてけぼりにする部分はあったが、原田監督作品にありがちなことだから、個人的にはあまり気にならなかった。
岡田准一がアンダーカヴァーとして極道組織に潜入し、のし上がっていく男を熱演。闇落ちした元警官ながら、過去の後悔と贖罪を抱えている、単なるアウトローではない人物像が魅力的だった。世界レベルのアクションに圧倒的なバイオレンスが加味されて、血湧き肉躍る戦闘に目を瞠った。
あの人もこの人もアンダーカヴァーなのはさすがに都合良すぎると言うか、なんてザルな組織なんだろうと感じた。これではまるで「名探偵コナン」の黒の組織みたいである(笑)。
※修正(2024/06/30)
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