「アンダーカヴァー・ドッグ」ヘルドッグス しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
アンダーカヴァー・ドッグ
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通常スクリーンで鑑賞。
原作(ヘルドッグス 地獄の犬たち)は未読。
観終わった後、原作を買いました(笑)。
原田眞人監督らしい演出が光り、日本映画でもこんなに重厚なクライム・アクションがつくられるようになったかと感無量でした。セリフが聞き取りにくかったり、見る者を置いてけぼりにする部分はありましたが、原田監督作品にありがちなことなので個人的にはあまり気になりませんでした。
ワイルドな魅力を放つ岡田准一が新鮮でした。
アンダーカヴァーとして極道組織に潜入し、のし上がっていく男を熱演していました。闇落ちした元警官ながら、とある過去の事件に関する後悔と贖罪を抱え続けていると云う、単なるアウトローではない人物像がとても魅力的でした。
世界レベルのアクションに圧倒的なバイオレンスが加味されて、血湧き肉躍る戦闘に目を見張りっぱなしでした。
あの人もこの人もアンダーカヴァーなのはさすがに都合良すぎると言うか、なんて笊な組織なんだろうと思いました。
まるで「名探偵コナン」の黒の組織みたい。
※修正(2024/05/07)
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