「遠いなぁ」プロジェクト:ユリシーズ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
遠いなぁ
本作品にあるケプラー209 bは、1800光年。でも調べると 生命居住不可
そして2020年に発見されたケプラー1649cの方が可能性があるらしい。
距離も300光年とぐっと近い。
さて209は、光でさえ1800年も掛かるのに、人だと恒星間の移動に、
どのくらいかかるのだろう。
しかし本作では帰還に数十年単位の話しかしていない。
恒星間航行を大幅に短縮する技術があり、十数年で到達可能だとして、
恒星間の航行に耐える船の着陸船が、アポロ計画級ではショボすぎる。
着陸船が、恒星間航行の船から分離された機体の一部だとすると、
軌道上に本船と残留チームが居るので 直ぐに増援があるはずだが、
1期と2期で間が空いているから それも無い。
この宇宙飛行士たちは、どうやって十数年を使い捨ての飛行船艦内で
生存できたというんだろう。
やっぱりここはアニメでよくあるように、恒星間移民の旅の途中で
そこから短距離の探査、とした方が無理が少なかったように思う。
こういうSF物の設定は日本のアニメの方が一枚上手
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