特捜部Q 知りすぎたマルコのレビュー・感想・評価
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どうしても比べてしまうよね。
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特捜部Qはちょっとマニアックな作品なので、この映画を観る人の殆どの人は、ずっと作品を観てきてるファンが多いように思う。前のキャストと比べられるのは当然のことで期待値も高い。
私も前のカールとアサドの雰囲気が大好きで、人の心をえぐるような社会の闇を感じさせる真相と、それに至るまでの苦悩、ふたりの信念などがいい感じに絡んでいく進行も好きでたまらなかった。
ゆえに、今作は残念でならない。
役者さんは旧作の雰囲気を大切に演じられていた印象があるが、シナリオと進行がテレビドラマの枠をでない。
最初の衝撃的なシーンについて、多くを語らず。
マルコが何を見たのかも、曖昧なまま。
全部、後手後手にまわった捜査の末、
映画の尺が足りなくなったのか、サクッと新犯人逮捕で幕。
これまで描かれてきた心理描写も伝わりにくい、かならずあったサービスカットもなし。
アサドは相棒感なし・・。ローセ、チャーミングじゃなくなった・・・。
もう一人の人、あれはだれだ??印刷担当??
次回作があるなら、期待したい。
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変わってしまった…
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キャストを一新してしまったら、無理やり特捜部にしなくてもと思ってしまった。旧カール&アサドは回を追う事にじわじわ良さが来ていただけに残念。今回は猟奇的殺人ということではなく、国家機関の横領が絡む失踪事件がテーマで、何となく先が見えてしまったのと、これまでの特捜部シリーズ独特の暗さ、陰湿さから来る恐怖を感じなかった。地道に捜査するという点は変わっていなかった。
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