劇場公開日 2022年2月4日

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「特捜部Qシリーズとは、別もの!」特捜部Q 知りすぎたマルコ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5特捜部Qシリーズとは、別もの!

2022年6月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

特捜部Qシリーズのコンセプトは、埋もれた何10年前の
未解決事件を暴き、過去の恐ろしい秘密に迫ること・・・だった筈です。
この映画、確かに原作者は同じユッシ・エーズラ・オールスン。
だけどたった4年前の事件を追うんですよ。
2021年(デンマーク)監督:マーチン・サントフリート
映画自体は誠実に作られて、政府のアフリカ開発援助の闇と、
ロマの少年マルコの孤独で幸薄い人生にもスポットを当てて、
それなりに面白い。

大好きなシリーズだった。
カールとアサドのバディ警官もの。
思い込んだらブレーキの効かないカールと、常識人で信仰深いアラブ人のアサド。
着込んで体臭が染み込んだお気に入りのシャツみたいに好きだった。
アサドとカールが新キャストに変わった。
警察のオフィスも見違えるほど新しい。
あの古い地下室のかび臭い書類の山積みオフィスが、懐かしい!!

《ストーリー》
目の前で容疑者が自殺して、停職6週間を食らったカール。
しかし停職は直ぐに自分から解いて、新しい事件の捜査がはじまる。
外務省職員スタークが4年前から行方不明になっていた。
そのパスポートを所持したロマの少年マルコがデンマーク国境の列車内で捕まったのだ。
スターク失踪の謎をマルコは知っているのでは?
捜査を進めるとアフリカへの開発援助の金500億ドルが、不正に流用されている事実が
浮かび上がる。
政府内の贈収賄、不正が強く疑われ、政府高官が関与しているのでは?
そして更に警察の捜査にも圧力がかかり・・・な話し。

私キャストのカールとアサドになんの感情移入も出来ませんでした。
カール(ウルリッヒ・トムセン)
顔が悪く髪も薄いのは我慢しよう。
華がないのもスター性がないのも我慢する。
しかし、走れない、
アクション出来ない、
ここは許せないし譲れないでしょ!!
アサド(ザキ・ユーセフ)
前任者はセクシーだった。
バディの片方くらいイケ面なのは常識だよね!!
太ってるし髭は濃過ぎるし、身体のキレが2人揃って悪い!!
この映画ではアサドはラストの決断以外(ちょっとビックリの行動を取る)は、
アサドの性格とかまるで描けてないからね。
アラブ人である必要も感じられない。

これって「特捜部Q」の新シリーズなのかな?
原題は「マルコ・エフェッケン」ただの人名(少年の)
過去の未解決事件を解決する・・・このコンセプトも有耶無耶にされた。
こんなんでお次はあるのか疑問!!
(原作は後3作、ありますけど・・・)

琥珀糖
kenさんのコメント
2024年5月13日

こんにちは。お気持ち共有出来て嬉しいです。本当この作品にはガッカリ。他のが最高でしたからね。
このシリーズが終わって残念です。

ken
琥珀糖さんのコメント
2022年10月3日

不便なんてとんでもないです。
ログアウト、
気をつけます。
情報ありがとうございます。

琥珀糖
アンディぴっとさんのコメント
2022年10月3日

ご不便をおかけしました

アンディぴっと
アンディぴっとさんのコメント
2022年10月3日

確かに2人とも身体のキレはよろしくなかったですね!
私が以前誤ってログアウトしてしまい、ログインし直したことと、何故か1ヶ月ほど前に突然開けなくなったりして、アンディ ぴっとのレビューの21年5月〜22年9月が別々になってしまいました。鬼手は多分べつの方にあるんだと思います

アンディぴっと